医療・介護事務

ハローワークでサービス業から未経験の介護事務への転職成功!秘訣は○○な仕事に限って応募することだった話

ハローワークでサービス業から介護事務(障がい者支援)への転職履歴

庄野さん(女性・20代後半)

前職:小売業・サービス業(広島県広島市)

転職後:介護事務(障がい者支援)(広島県広島市)

転職活動期間:2カ月

応募した会社:3社

面接した会社:2社

利用した転職エージェント等の評価(ハローワーク)

名称:ハローワーク

評価:3点

評価の理由

いい点:ハローワークは、どのような仕事をする会社なのか教えてくれ、不明点などがあれば直接会社に問い合わせてくれる。

悪い点:ハローワークは会社に直接聞いてくれるが、その会社が本当のことを言っているかはわからない。
(転職エージェントなどは営業で直接会社に行っていることが多いので、職場の雰囲気などが自分に合っているか教えてくれる)

サービス業から介護事務(障がい者支援)への転職の背景・動機

前職は販売サービス業でした。

勤務時間がバラバラで長時間労働で終電を逃し、タクシーで帰ることもよくありました。

また、趣味や睡眠、普段の生活がおろそかになり体調を崩しがちでした。

介護事務(障がい者支援)の志望理由

未経験の業種に挑戦してみたかったことと、

事務職を経験しておけば、万が一また転職することになっても次の就職活動で採用されやすくなるので将来を見越して。

定時終業で土日祝休みの仕事に就きたかった。

実際の面接や履歴書でアピールしたこと

前職の勤務時間が長すぎたこと、面接を受けた会社が定時終業・完全週休二日制で安定していることを正直に伝えました。

  • 新しいことにチャレンジしてみたいという熱意
  • 協調性があり、今までの仕事ではいろんな性格の社員がいる中でみんなと円滑にコミュニケーションが取れること
  • 失敗したことは引きずらず、すぐに前を見て動ける性格であること

といったところです。

介護事務(障がい者支援)に転職後の業務内容・忙しさ

【仕事内容】

  • 施設のスタッフ・在宅介護ヘルパーの介護実績を専用のシステムに入力して国に報告し、報酬を請求する
  • 利用者全員分の各月の介護実績明細書(会社控え)のファイリング
  • 利用者への介護実績明細書・自己負担分の請求書と領収書の作成、会社控えのファイリング
  • スタッフのタイムカードチェック
  • 新規ヘルパーの情報(時給、交通費など)を専用システムへ入力
  • 来客対応、お茶出し
  • 各種書類(報告書・稟議書・提案書など)の作成
  • 備品の在庫管理・発注

【忙しさ・残業・休日の取りやすさなど】

毎月10日までに国へ介護実績を電送しなければならないので、月末〜月初はヘルパーの介護実績の入力・チェックに追われます。

その代わり、月の半ばは時間があるので休みは取りやすいです。

私が勤務していた会社は残業はありませんが、会社によっては夜中まで残業しているところもあるようです。

休日は完全週休二日制で、休日出勤はありませんでした。

介護事務(障がい者支援)に転職するメリット・デメリット

【介護事務に就くメリット】

  • 介護報酬について詳しくなるので、いざ自分の家族が障害者になってしまったときや高齢者になったときにスムーズに県や国から補助を受けられる。
  • 介護報酬請求業務は複雑で理解するまでに時間がかかるので、万が一また同じ業界に転職することになったときに採用されやすい。

【介護事務に就くデメリット】

  • 会社によって介護報酬請求業務を進めるスピードが違うので、定時までに終わらず深夜まで残業をする可能性がある。

 

介護事務(障がい者支援)に向いている人・向かない人

【向いている人】

介護実績は手入力で利用者全員分を入力するので、PCでのデータ入力が得意な人。

  • こつこつ仕事ができる人。
  • ヘルパーさんやスタッフと会うことが多いので、普段のコミュニケーションがうまくできる人。

【向かない人】

  • 介護実績の入力チェック・請求書、領収書、介護実績の利用者控えの作成などを同時進行で行うので、一度に一つのことしかできない人。

 

介護事務(障がい者支援)への転職の進め方、適職の見つけ方

転職は、ハローワークより転職エージェントを利用することをおすすめします。

なぜなら、おそらく皆さんが一番知りたい「普段の社内の雰囲気・社員の雰囲気」を転職エージェントがその会社に営業に行った際に見ているからです。

担当の方がその会社の雰囲気を知らなくても、わざわざ営業の方に聞いてくれたりします。

ハローワークは機械的な紹介でしかありませんが、転職エージェントはその人の採用が決まったら会社側から報酬がもらえるのでなるべく採用させるべく親身になってその人にあった会社を探してくれます。

また、私は介護事務未経験で採用されたので、面接での表情や話し方などの印象が良かった「人柄採用」だったことが考えられます。

仕事ができることも重要ですが、人事担当者からすればこれから長い時間を共に過ごす社員を迎えるわけですから人柄は大いに判断基準になります。

人と話したり表情を作るのが苦手な方は接客業のアルバイトをしてみるのもいいかもしれません。

転職活動が辛くなった時のモチベーション・メンタル維持方法

転職中に悩んだりつらくなった時は、期限を決めて休んでみるのもいいでしょう。

たとえば、友人に話を聞いてもらってアドバイスをもらったり、大勢でカラオケに行って思い切り歌ったり、ショッピングをしたり。

その間だけは転職活動のことを忘れて楽しむようにしていました。

そうやって間で少しお休みを入れることで、またやる気が出ますよ。

私の場合は外に遊びに出ていましたが、家の中で一日中映画をみたり好きなゲームに没頭するのもいいかもしれません。

また、わたしが一番大切にしていたことは、
必ず「興味のある仕事・やりたい仕事」に絞って応募していたことです。

焦ったり妥協したりして全く興味がない仕事に応募し続けるのは、モチベーションが下がりますし、

採用された後のビジョンも明確に見えてこないので転職活動中もやる気が出ずただ
「めんどくさい・やりたくない・働きたくない」
というワードで頭がいっぱいになってしまいます。

悩んだら一度立ち止まって頭の中をリセットすることをおすすめします。

介護事務(障がい者支援)に転職して学んだことまとめ

わたしの転職では、「経験だけでは採用されない」ということに気づかされました。

中途採用は経験が重視されるとよく言われますが、もし不採用になったのならその会社の人事が「この人はこの会社に合わないかもしれない」と思った可能性があります。

私は面接のときに「私はこの会社の人と会わないかも...」と思った会社は不採用でした。

逆に、面接で意気投合して楽しく話した会社に採用されました。

もちろん経験があるほうが有利かもしれませんが、「人柄」も大いに採用の武器になり得ると思って面接に臨むことをお勧めします。

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