ストレス対策

銀行員として窓口で働く上でのストレス原因とその対策について

ぽんちゃん
ぽんちゃん
銀行員として主に窓口業務をしてました、ぽんちゃん(女性・20代後半)と言います。
銀行とは、私たちの身近にあり関わる方も多いかと思いますが、
そこで働く上ではお金のやり取りがあるからこそ発生する大変なことやストレスが満載です。
ここでは、銀行員のストレス対策を紹介します。

銀行員窓口業務は、多くの仕事を抱えています。
お金の入出金や振込はもちろん、コピーとりからお茶出し、ノルマのための営業とその仕事は多岐にわたります。

また、支店では男性女性関係なくノルマが課せられ、毎日数字に追われつつ笑顔での接客をしなくてはなりません。

ベテランで自分よりも仕事のできるパート職員が多数在籍していることも事実で、人間関係を築いていくのも大変です。

このようなことからストレスが溜まっていきがちですが、

  • お客様との会話を大切にし、
  • 怒られてもめげない強い気持ちと、
  • 同期=仲間と頻繁に連絡を取り合うことで

そのストレスは軽減していくと考えます。

銀行員窓口業務にありがちなストレスの原因

1)銀行員としての窓口業務は入出金だけではない

まず、銀行に行ってやることといえば、個人法人に関わらず、お金の入出金が多数でしょう。

そしてどんな人も一度は窓口で税金の支払いや振込をしたことがあるのではないでしょうか。
銀行員として働く上で、窓口業務は女性の新入行員全員が経験するといってもよい仕事の一つです。

しかし、銀行では窓口に来るお客さんばかりでなく融資やローンの相談にくるお客様も多いのが事実です。

よって、窓口業務をこなしながら、応接室や個室へのお茶出し、コピー取りなど

女性行員が並行して行うことが多いです。

忙しいときはバタバタとお茶をいれたりコピーを取りに行ったりと走り回ることになるため、
自分の仕事に集中できず、ストレスがたまっていきます。

2)男性でも女性でも経験年数によってノルマが発生する

もちろん、最初は機械の使いかたや、お金の数え方など初歩的なとことからスタートしますが、
半年ほどたつと、ただの窓口業務をこなしているだけでは過ごしていけなくなります。

というのも、銀行員には必ず「ノルマ」が課せられてくるのです。
窓口業務を担当していても、営業や融資の担当であったとしても、ノルマの数や件数はほとんど変わりません。

男性であっても女性であっても、平等にノルマが課せられます。

よって、窓口業務として朝から窓口が閉まる15時までの間に、なんとかノルマ達成につながるお客さんを獲得しなければならないのです。

3)パート職員と正行員の付き合いかた

銀行に入って1年目であっても正行員であれば、ノルマが課せられたりする一方で、重要な任務を任されることも多いです。
お給料に見合った仕事をしなくてはいけないからです。

ここで発生してくるのが、時給で働いているパート職員とのやり取りです。

パートといえど、銀行に勤めているパートさんたちは、過去に正行員として働いていた方がほとんどです。

つまり、パートといえどかなりのベテランです。
お給料はパートより多くもらっているけれど、こちらの方が仕事ができない、わからないといったことが度々発生します。

そんなときベテランパートから嫌味を言われ落ち込むこともしばしばあります。

4)銀行は異動が多い

銀行員は早ければ半年、長くても3年同じ支店にいられるかどうかの異動が多いところです。

よって人の移り変わりが激しくそのたびに人間関係を築きなおす必要があったり、

やっと覚えた仕事をまた新たな支店で1からやり直すこともでてきます。
送別会、歓迎会も頻繁に行われるのでお酒の席が嫌いな方は苦痛を感じるでしょう。

銀行員窓口業務がストレスで限界になる瞬間、心配される症状や病気

窓口業務で一番ストレスとなるのは現金を合わせるときです。
一日の窓口業務の締めとして、一日の中で動かしたお金を全て計算し、間違った取引がなかったかを確認します。

1円でも合わなければ金庫からその支店にあるすべてのお金を計算しなおし、どこでどの取引によって誤差が生じたかを確かめなければいけません。

勘定が合わなかったときのプレッシャーは窓口にとってはとてつもないものです。

1円の誤差が生じた場合、窓口だけでなく男性にも手伝ってもらう必要があり、事務長はおろか支店長まででてきて床やわずかな隙間など1円を探す作業が始まるのです。

原因が究明されるか、1円がみつかるまでは帰ることができないため
深夜になっても、翌日になってもその作業は続きます。

このストレスでお金をさわることが怖くなってしまい、窓口にたてなくなる同僚を何人もみました。

「現金その場限り」がいかに重要であるかがわかります。

銀行員窓口業務のストレス対処法

1)窓口で色んなお客様と会話をする

お金を扱う仕事である以上、常に緊張感に満たされている職場ではありますが、
窓口では多くのお客様と会話をするチャンスがたくさんあります。
特にご高齢の方は、相手からお話をしてきてくれることも多いので
そんな世間話をすることで詰まった気持ちをすっと軽くしてもらえることもあります。

2)怒られてもめげない

厳しく注意されることや、お客様から窓口の業務が遅いとクレームをいれられることもしばしばあります。

しかし、お金を扱う以上中途半端に取り組むことはできないでしょう。

そんな時は、夜通し1円を探し続けることと、今お客様に怒られることどちらがマシか考え
怒られていても冷静沈着に業務に遂行することが、結果お客様の為にもあると思いましょう。

3)同期と頻繁に連絡を取り合う

同じ新入社員として入行しても、同じ支店に配属されることは稀で、
それぞれ別々の支店で働くことになるかと思います。

同じ支店にはなかなか本音を言い合える行員がいなくても、週に一度ほどは同期と集まることで、
お互いのストレスを発散しあえます。

入社して経験年数が同じ同期という仲間は、
同じ状況におかれていたり、同じようなことで悩んでいたりするので、話をするだけで気持ちが軽くなりますし、

仕事中追い詰められた時も「同期が頑張っているから私も頑張ろう」と励みになります。

また、仕事上わからないことが発生したときはその事象に詳しい部署にいる同期に内線し教えてもらうこともできます。

同期の存在は絶対に大切にしてください。

銀行員窓口業務「ここまでストレスが溜まったら異動・退職・転職を考えるべき」タイミング

銀行員として、お金を扱う仕事である以上、お金にふれるのが怖くなったらそれはストレスの限界ではないかと考えます。

もちろん色々な部署があり、直接お金をさわらなくてもすむ仕事もありますが、窓口としてそれからは逃れられません。

自分がストレスをため込んでいる間にもノルマは膨れ上がり、数字に追われる日々で通勤するのが怖くなったり、職場に行けなくなってしまったときは

自分のストレスの限界ときめ、転職や異動を視野にいれることで自分を守れるのではないしょうか。

大きなストレスを抱える銀行員窓口業務の方へ

銀行員窓口はよく花形の職業だといわれます。度々テレビドラマでも銀行を題材としたものは多く放送され、反響をうんでいます。

しかし、現実の仕事内容は過酷で、ノルマや残業が決して少なくないところでもあります。

人と関わることが多く、接客を要するこの仕事でストレスを感じることも多々あるかと思いますが、

色々な方法でうまくストレスを発散し、自分が押しつぶされないよううまく調整していきましょう。

転職や異動も一つの手だと頭にいれておくことで、すっと気持ちが軽くなるはずです。

お仕事コラム

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です