病院の医療事務という職業はかなり忙しそうに思えますが、実際は忙しいときと忙しくないときで波があります。
ここでの強く感じるストレスとその対策法をご紹介します。
病院の医療医務に一番ありがちなストレス原因は、
なんといっても人間関係のトラブルと月初めの残業。
このストレスをうまく発散することが大切です。
日々ストレスを上手に発散していると気持ち的にだいぶマシになりますよ。
良いストレスの発散法を活用して、ストレスが積み重ならないようにしましょう。
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医療事務にありがちなストレスの原因
1)患者さんのクレームのはけ口
医療事務がいる窓口は患者さんの目に付きやすい場所です。
医師や看護師に言えなかった不満はだいたいここで発散されます。
つまり患者さん側からすると文句やクレームを言いやすい場所だと思っているので、例え医療事務が悪くなくてもクレームを受けないといけないのです。
怒った患者さんのストレスのはけ口にもなりやすいので、「何で私が怒られないといけないのか…」とストレスですね。
2)先輩からの圧力によるシフト交代
医療事務はシフト制なっており、月末にシフト表が配られてシフトが決まります。
その後、もしシフトの日を変えたいときは同じ医療事務仲間に相談して交代しないと変更できないのです。
このため後輩は先輩から「用事があるから代わりにこの日シフトに入ってほしい」と頼まれることがあります。
先輩の圧力に逆らえない場合はこうやってシフトを交代する羽目になるのです。
これが毎月あると、休みの予定が狂って大きなストレスになりますよ。
3)忙しいときと暇なときのギャップ
医療事務は忙しいと思われがちですが、いつも忙しいわけではありません。
忙しいときというのはだいたい決まっていて集中しているのです。
病院の医療事務が忙しいのはだいたい午前中です。
また休み明けの月曜日などが本当に忙しいですね。
そのくせ、午後からは急に暇になったりして手持ち無沙汰になります。
この忙しさと暇さの波がなかなかに辛いですよ。
目まぐるしく忙しい午前中は頭がくらくらするくらいに忙しいのに昼からは急にやることがなくなったりします。
この差がありすぎて、ストレスがすごいです。
4)月初めのレセ点検での長い残業
医療事務になったときに一番ストレスを感じるのが月初めの数日間にやるレセ点検です。
算定したレセプトに間違いがないか調べる作業ですが、これが意外と精神力が削れて一番つらい仕事です。
しかもこの月初めのレセ点検は病院によっては午後10時くらいまで居残ることがあります。
次の日はいつもの時間に始まるので、月初めの医療事務はみんな疲れてどんよりしています。
残業の多さがストレスです。
医療事務がストレスで限界になる瞬間、心配される症状や病気
医療事務職でストレスがエスカレートして起こるのは胃腸の病気です。
私は仕事がうまくできずに、さらに人間関係に問題が起こってしまってストレスを溜めこんでいました。
そして「そろそろヤバいな」と自分でも思いましたね。
感情も無感情になってきていたし、体もストレスでボロボロでした。
私はそんな状態の中、それでも仕事はしないといけないと思って、真面目に通っていました。
しかし体は限界だったようで、突然の吐き気に襲われたのです。
次の日から連休だというときに突然吐き気に襲われて深夜病院に行きました。
そこでストレス性の胃潰瘍だと診断されました。
私は前からみぞおちが痛かったけど、便秘のせいだと思っていました。
実は胃潰瘍で、こう診断されてからストレスの限界突破を感じました。
胃腸の病気に注意しましょう。
医療事務のストレス対処法
1)仕事終わりにできるストレス発散法
医療業界の医療医務職は人間関係で、日々ストレスを溜め込むことが多いのです。
ストレスはなるべく溜めこまずに溜まったらすぐに発散することが大事です。
そんなときは仕事終わりに誰かに鬱憤を話して、ストレスを発散するようにしてください。
実家暮らしなら両親に話してもいいですし、一人暮らしなら彼氏や友達に話しましょう。
そうやって仕事が終わってすぐに愚痴を言える相手がいたら、人に話すことでストレスを発散できて、すごくいい対処法になります。
2)職場でできるストレス発散法
職場でとにかく人と話してください。
これが医療事務のストレス発散法になります。
職場の人と懇意になると仕事中も協力してもらえますし、仲良くできます。
それに楽しい話をして笑うと、スカッとしてストレスも発散できるのです。
おしゃべりは仕事の時間を短く感じさせることもできて、こういうストレス発散も大事ですよ。
医療事務をしていると午後からなど話す時間はたんまりあります。
その機会を使って、いっぱいしゃべって楽しくすることがストレス発散の一つになるでしょう。
仲良くなれば仕事面でフォローしてもらえるし、困った先輩との間に入って助けてくれることもあるので、一緒にいて心強い先輩とおしゃべりして仲良くなりましょう。
3)休暇中にできるストレス発散法
休暇中は思いっきり友達とカラオケに行って羽目を外しましょう。
医療事務とは患者さんからのクレームや医師や看護師からの上から目線や同じ医療事務の先輩たちからの圧力でストレスが溜まりに溜まっています。
だから休暇中くらいはパーッと遊んでストレスを発散しましょう。
一番良いのはカラオケですね。
みんなで行くでもよし、ヒトカラを楽しむでも良し、こうやって溜まったストレスを歌って発散しましょう。
医療事務「ここまでストレスが溜まったら異動・退職・転職を考えるべき」タイミング
感情を表に出せないくらいにストレスが溜まったら転職時です。
感情のない状態で仕事を淡々とやり始めたら転職するタイミングなのです。
例えば最初は辛いなりにもお客さんとしっかりコミュニケーションを取れていたのに、途中でコミュニケーションも取らずに淡々と仕事をするようになったら辞め時です。
医療事務は病院の顔なので、接客が第一なのです。
それなのに患者さんに対して愛想のいい態度も取れないようになったらダメでしょう。
いくらそれで仕事に徹しようとしても病院の評判を落とすので、感情を出せないくらいにストレスが溜まってきたら自分には合っていないと思い、転職を考えるべきだと思います。
大きなストレスを抱える医療事務の方へ
病院の医療事務をしていて大きなストレスが溜まった人はまずストレスを発散することを第一にしましょう。
ストレスは溜めこんでいいものはひとつもありません。
ストレスが貯まりすぎると感情を失ってしまったり、心がすさんでおかしくなります。
そして時には病気になることだってあるのです。
それが嫌ならしっかりストレスと向き合って発散するよう心がけましょう。
そしてそれでもどうしても駄目なら転職を考えてくださいね。
転職は逃げではなく、新しい道へ進むための第一歩と思いましょう。