こんにちは。お仕事アンサーのyamadaです。
本稿は、
「炭火焼ゆうじろう肉のこだわり切り方に学ぶ結果にフォーカスする仕事術」
です。
肉の切り方に正解はない。
お客さんが美味しいと感じるかどうか。
結果が大事!
渋谷の超有名な焼肉店「炭火焼きゆうじ」がテレビで取り上げれていました。
店主のゆうじさんの、20年各地の肉を食べ歩きながら「焼肉」を極めようと精進される姿、お店での佇まい、提供されるお肉の素晴らしさに、
肉の「ど変態」
と評されています。
個人的に私は、
変態=天才
と認識していますから、「ど変態」は最高の褒め言葉と思っています(笑)
「炭火焼きゆうじ」さんは
- 飲食激戦区の渋谷にあって、20年以上の人気店
- 予約困難、いつも満席でなかなか入れなくても、チャレンジたいお店
- 決して、そこらのホルモン焼き屋・焼肉店と一緒にしてはいけない
- 「ホルモンの神」と称され、長年の食通も唸る
- 何回訪れても発見がある
などなど、賞賛の声は星の数!
という、ゆうじさんの
お客さんと肉への誠意と真剣勝負する姿、肉について語る姿、その情熱には「男が惚れる男」という感じがします。
今回はそんなゆうじさんの人柄・姿勢に触発され、「結果にフォーカスすること」について執筆します。
contents
そもそも結果が出てない…と感じる時こそ!
「そもそも結果が出てないんだけど。」
「そんな状態で結果や目標にフォーカスするって言われても…」
そんな時こそ、本稿の「結果にフォーカスすること」は考えてみるといいかなと思います。
これは推測ですが、ゆうじさんはお肉を提供したお客さんの反応ひとつひとつを「結果」としてとらえて、ご自身の技術や知識の糧としているのでは、と思います。
私たちには常に「結果」を得ています
私たちも働いていると、
上司に、同僚に、クライアントに対してしたことに、
- 予想以上にいい反応、
- 予想通りの反応、
- ネガティブな反応、
- 時には「反応がない」
ということもあるかもしれません。
上司やお客さんから反応がないのもひとつの結果。
なので、常に結果を得ているし、フィールドバックをもらっていると思います。
コーチングなど(とくにNLP)でも「結果にフォーカスする」ことを意図的にやります。
それで成果があがりやすくなったりしますので。
「それはわかる。ただ、結果は大事だけど、過程も大事では?」
と、そんな無意識(=集合無意識)の声が聞こえてきたので、
まずはここから書いてみましょう。
「結果がすべてじゃないのでは?」…結果にフォーカスする本稿の「真意」はこうです
「結果がすべてじゃないのでは?」
「結果だけじゃ計れないものがあるのでは?」
私も、そう思います。
結果は大事だけれど、その過程も大事。
望む結果が得られなくても、その過程で得ているものがあると思います。
「努力は無駄にならない」
とはひとつの真理だと思いますし。
ただ、今回の記事は、そんな「過程」も大切にした「結果へのフォーカスの仕方」として考えています。
(次の項目も読んでいただければ、その意味はお分りいただけると思います。)
大・小の色々な結果にフォーカスする
そこで、「大きな結果」「最終的な結果」ともに、
「途中の結果」「小さな結果」たちにフォーカスするのがよいでは、と思うのです。
つまり「結果にフォーカスする」とは色々な段階があっていいと思います。
- 評価され、昇進する・年収をのばす(大きな結果)
- プロジェクトを成功させる
- 営業成績で目標を達成する
- 今日接客する、お客さんの反応(中ぐらいの結果)
- プレゼン資料をプレゼン3日前までに仕上げて、練習も1度しておく
- 週に一度は出社前に朝活に出ることを目標にして、実行する(比較的、小さな結果)
営業マンなら、「売り上げ」や「顧客の評価」が
最終的に欲しい結果(大きな結果)でしょうけれど、
- 「プレゼンのクオリティをあげる」
- 「営業スキルの書籍を月に1冊を読む」
- 「日々の仕事のストレスを以前より少しでも減らすため、セルフコーチングを学ぶ」
などといった、日々得たい結果(大きな結果までの小さな結果)にフォーカスするのもアリだと思います。
ですので、本稿では、瞬間瞬間の「小さな結果」にもフォーカスすることに重点を置いています。
余談ですけれど、日本の風潮って(特に政治の世界に)、時に「議論(過程)への偏りがち」だと感じることありませんか?
政治家(特にえらい方)の問題への対処のコメントって「しっかり議論します」だったり、「この法案は◯◯時間も議論しました。」といって議論、つまり過程の量を強調したり。
確かに議論も大事だし、その指標として「時間」が挙げられることもわかります。政治は判断が難しいことがばかりですから。
スティーブ・ジョブズは会議は最小の人数で臨んだと聞きますが、私がかつて所属した組織では「会議の開催」自体が目的になっていると感じるケースが少なくありませんでした…。他社でもいわゆる「無駄な会議」の存在はよく聞きますし…。
なので、日本人は、多少「結果を重視」する意識を持つくらいでバランスがとれるかもと思います。
結果にフォーカスすることの、日々の仕事への応用アイディア
上記のように、フォーカスする「結果」には色々あると思っています。
そこで、お仕事でもとりいれるといいかな、と思うのが、
大小・色々な結果にフォーカスする視点を持つことです。
まずもって、「小さな結果」にもフォーカスすることで、日々のお仕事が楽になるというメリットがあります。
「小さな結果」にフォーカスすると仕事が楽になる
仕事とは違いますが、たとえば筋トレ。
私は毎日、腕立て伏せやスクワットをします。
(筋トレというほどでもなく、体力維持って程度ですが)
腕立て伏せ20回をやるとしたら、20回はもちろん目指すべき結果です。
ですが、その途中の1回、1回の腕の曲げ伸ばしも、「結果」だと思うのです。
つまり、腕立て伏せ20回は、20個の「小さな結果」からできている。
ただの腕立て伏せ20回という行動(仕事)の途中でも、「20回の最終結果」を見据えてやるよりも、「1回」「1回」に意識を向けとラクになったりします。
ただし、これには「好き・嫌い」もありますので、注意してください。
それは、人それぞれに「フォーカスして気持ちいい結果の大きさ」がある、ということです。
なので、フォーカスする結果は大きすぎ、小さすぎず。
自分が仕事の意欲が湧くのは、どの大きさか?を観察するといいでしょう。
ですので、部下または上司に結果にフォーカスするよう促したいときは、注意が必要です。
人それぞれにフォーカスして気持ちのいい結果の大きさや時間距離があります。
- 大きな結果にフォーカスするとモチベーションがあがある人もいれば、下がる人もいます
- 小さな結果にフォーカスするとモチベーションがあがある人もいれば、下がる人もいます
- 同じように、近未来の結果が好きな人、長期が好きな人もいます。
まずは、自分自身がどんなタイプなのか?(どんな結果にフォーカスすることが好きか)を考えてみると良いでしょう。
日々の成長という結果にフォーカスしてみる
多くのビジネスパーソンにとって、大きな結果を得るための「日々の成長」も大切な焦点だと思います。
たとえば、セルフコーチングを取り入れてみて、
- 苦手な上司の言動がちょっぴりに気にならなくなった
- 昨日よりも少し前向きな気持ちで出社できるようになった。
- 日々のストレスに以前より少し強くなった
- テレアポも顧客訪問が以前より楽になった
- そのおかげで、営業件数をふやすことができた
そのほかスキルの面では、
- 「営業ノウハウ本を出社前に何ページ読んだか」
- 「資料作成のノウハウ本を読んだだけなく、実際にアウトレットができた」
ということも一つの結果としても良いと思います。
そのおかげで
- 業務報告の作成時間を10分短縮できた
- 以前ならチェック・差し戻されていた原稿を、一発で校了した
なんて立派な結果ですよね。
そして、そこに至る思考・行動として
- 実際に「小さな結果」につながったのはどんな行動や工夫だったか?
- さらに結果を得るために、何ができるのか?
- しかも、その結果をこれまでよりもラクで、楽しく得るにはどうすればいいか?
を検証してみるのもいいと思います!
就職・転職活動にも応用してみよう!
現在、定職に就いていない、就職・転職活動だ、という方にも、
この「大小いろいろな結果にフォーカスすること」はぜひ取り入れてほしいと思います。
いえ、就活・転活中こそ、大事かなと思います。
就活・転活中に得たい結果は、もちろん「就職」「転職」の成功ですよね。
そこに行き着くまでの、小さな結果たちをひとつひとつ得ること。
そのためのフォーカスを、「意識的に」します。
転職・就職に成功!
(大きな結果)
↑
- 面接に落ちても、思うように受け答えができなかったとしても、一社面接をしたという結果を得ています
- エントリーシートをひとつ書き上げた
- エントリーシートの1項目を埋めたこと
- 自己PR文の一行目を書いたこと
- エントリーのメールを送った
- 転職エージェントに登録し、情報収集を始めたこと
- そのために転職サイトを探した
- グーグルの検索画面をタップした
(途中の結果・小さな結果)
↑
現状
「小さな結果」ひとつひとつは何の変哲も無い行為と思うかもしれません。
でも、私たちはいつも、瞬間瞬間、小さくとも結果を得ています。
その一つひとつの結果が、
- あなた夢の実現に近づく足音であり、
- マイルストーンを置く行為
だと思います。
そして…
- 転職サイトやハローワークで調べるだけでも行動できたかどうか
- 書類で落ちても、前回より力を注げたかどうか
- 面接には落ちても、前回より改善したかどうか
振り返ってみると意外と頑張っている自分に気づけるかもしれませんね。
以上、「炭火焼きゆうじ」さんにインスピレーションを受けて執筆し始めた本稿でしたが、ゆうじさんの情熱・エネルギーに実際に触れてみるのも、良いと思います!
渋谷で「お肉!」と思ったら、ゆうじさんへ。
なお、渋谷「炭火焼きゆうじ」さんは煙と油にまみれることは必須です。
そこも楽しめる方だけ行ってみてください。