ディーラーといえば車を売りつけられる(笑)というイメージがあるかもしれませんが、自動車業界の中ではお客様を一番大切にしている会社だと思います。
そこだけに働くストレスもあるんです!
事務職は楽だと捉えられがちで、社内でも「楽をしている」と風当たりが強いときもあります。
周りのおかげで仕事が出来ていると自分自身の受け取り方を変えることが大事です。
そんなときのためにも大切なことは…
- 自分がいなければ困るというくらい自分の仕事をきわめる
- 頑張りすぎたり風当たりにまけたりして、ストレスなどからくる不調はほっとかずに認めて専門家に相談する
- 自分が会社を信頼し、こちらも信頼されるようしっかり仕事をこなして、不調に陥った時に正直にいえる関係を築く
では、詳しくお話しします!
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自動車ディーラー・経理兼フロアスタッフにありがちなストレス4大原因
1)営業マンからの八つ当たりか酷い
車が売れてて調子のいいときは皆さん優しいのですが、上手く売れずに上からプレッシャーかけられているときの営業マンは怖いです。
また、むちゃくちゃな領収書を経費でお願いされたり、営業マンとお客様だけの口約束だけで入金処理され金庫が合わなかったり、などなど。
2)営業所毎のノルマがプレッシャー
各営業所毎に毎月何台以上売りなさい!というノルマがきます。
それを達成できないと、本社から社長みずからおいでになり、業務時間終了後にお説教と達成するための緊急ミーティングが強制執行されます。
もちろん残業はつきません。
終わったあとはどっと疲れが出ます。
3)クレーマー
どの業界にもいますが、もちろん自動車ディーラーにもクレーマーがいます。
こちらに非があることは誠心誠意つくして対処します。しかし、中にはよろしくないクレーマーがいます。
オイル交換や車検などでドッグが埋まってる中予約なしの飛び込みでオイル交換を30分以内にしろと来店されたり、買った車がカタログ燃費より悪いとガソリン代のレシートもってきたり。
(カタログ燃費は長距離をかけたときの最高燃費を表示しているため、通勤や近場での運転でどうしても7割は落ちてしまいます。)
本当にはひどいクレーマーと話す場合は第三者、所長を話し合いにいれ、言った言わないのさらなるトラブルを防ぐためにボイスレコーダーを了承を得てまわすこともあります。
4)休みが不規則な上に休んだ気がしない
ディーラーはもちろん土日は営業するので休みは平日交替でとりますが、休みにくいです。
休まないことが美学というイメージの強い会社なので、休みの日も私服できてサービス休日出勤をして仕事をする人もいます。
私は経理とフロアスタッフをどちらも1人で任されていたので、休みの前の日から気が気でなかったです。
休んでいる間に急な大きい入金があったらどうしよう、フロントのレジのお釣りは足りるかな?みんなお茶出しできてるかな?と不安で、休日も携帯の着信音大でスタンバってる状態です。
ちなみに何度か呼び出されて私服のまま営業所で仕事したことが多々あります。
ストレスで限界になる瞬間、心配される症状や病気
車の営業職で、売れないことが続き会社からのプレッシャーでうつ病になり、事務職へ移った方がいました。
また、営業の接待で不摂生が続き、内臓関係の病気は軽いものから重いものまでみなさんもっています。
毎年健康診断でエンジニアや、私のような事務員以外は再検査にひっかかってますね。
しかしエンジニアの方も上に行けば行くほど整備が立て込んだ時の納期調整や請求を起こす事務仕事も同時進行に行わなくてはならないので、休日出勤をよくされています。
体力を使いながら頭も使うので、栄養ドリンクなど毎日飲まれてる方も多いので、心配なところもあります。
営業マンよりはエンジニア同士愚痴り合いやすいようなので、なんとか仲間同士でストレスを乗り切ってほしいです。
とりあえずエンジニアの方々はエンジニアを目指して学校に通い資格をとって手に職をもった方々なので、ストレスは営業マンたちよりは少なめかな?と思います。
自動車ディーラー・経理兼フロアスタッフの3つのストレス対処法
1)経理兼フロアスタッフとして普段から心がけたいストレスマネジメント
経理といっても会社ごと、業種ごとにルールがあるため、毎日新しいことの発見でした。
そのためできないことはすぐに聞いて次回できたら自分をめちゃくちゃ褒めるようにしてストレスをためないようにしています。
営業マンからの八つ当たりも、この人たちが車売ってくれてるおかげでお給料貰えてるんだ!と思うことで乗り切りました。
フロアスタッフとしては、お茶出しの時はバリスタな気分で、質問されたときはキャリアウーマン気取りで楽しんで行っていたのでストレスは感じませんでした。
自分なりに受け取り方を工夫することで、ストレスを感じないようにしていました。
2)経理・フロアスタッフとしてストレス耐性を強くするためにできること
根本的な対策としては、やはり自分の受け取り方を変えることで、耐えられなくなるまでストレスを抱えることななくなります。
社長に喝を入れられても、私たち従業員を守るためなんだ、と思ったり、営業マンの八つ当たりも、心許してもらえてるんだな、今度は自分もほんねでぶつかってみようと思ったり、やすみの日も仕事が気がかりなのは、会社にとって自分は必要な存在なんだと実感できるなとおもったり。
3)気軽にできるストレス発散法
着信は気になりつつも、平日休みなので1人で色んなとこいきます。
ラーメン屋さんだったり、カラオケだったり。
平日だから空いてるし、おひとり様も結構いるし、気兼ねなく美味しいもの食べて歌ってたのしんでます。
「ここがストレスの限界!」異動・退職・転職を考えるべき」タイミング
体に不調が出たら限界だと思います。
眠れない、食欲がない、胃がいたいなど。
それを薬でごまかして、こころの悲鳴を蔑ろにするとうつなどになってしまうと思います。
自分にとって何がストレスかをちゃんと認め、抵抗があるかもしれないけれど心療内科にいき、自分が今どの程度ダメージを受けているかを自分で認め、上司にきちんと報告する。
難しいかもしれないけれど、うつ病になってしまえばもっと難しい大変なことになります。
きちんと自分の病状を伝え、会社の指示を仰ぐべきです。
通えるようなら周りのフォローをしっかり受け、しばらく休養が必要なら休職手続きをとるなどして、病状が悪化する前に自分自身で自分を助けるために周りにヘルプを求めるのが一番だとおもいます。
自動車ディーラー・経理兼フロアスタッフで大きなストレスを抱える方へ
自動車ディーラーでの事務は、業界を知らない人にとっては楽そう、と誤解されることが多いです。
私も入社前はそうでした(笑)
しかし実際は高額な買い物をするお客様が出入りし、命を預かる乗り物を整備している会社内で、お金の責任を任されている、立派な職種です。
つまらない、やりがいがない、と思い込んでいても、実際はとっても必要不可欠な存在なんです。
どんな会社でも、みんな生活していくお金を稼ぐため働いてますよね。
車を売ってきてくれる営業マンがいる、整備してくれるエンジニアがいる、信頼を寄せて足を運んで購入してくれたり整備を依頼してくれているお客様がいる。
その関係の中で発生する金銭の管理を任されているということは、とってもやりがいがあります。
また、帳簿や計算が合えば凄く嬉しいし、やりがいと毎日の嬉しさがあれば楽しい仕事です。
接客業なので身だしなみもきちんと出来るし、若々しくいれます(笑)
経理だけでなく、お客様と接することができることもやりがいにつながります。