ストレス対策

製造メーカー事務職のストレスあるある要因7つと対処法3つ

なかしまん
なかしまん
製造メーカーで事務職をしているなかしまん(女性・40代前半)です。
事務職といえば、営業職と比べ楽なイメージが強いと思いますが、残念ながら全く違います(笑)
ここでは、製造メーカー事務職のストレスあるあると、対策を紹介いたします。

自分の責任ではない理不尽なことに振り回されることで、結果体や精神に異常をきたすことになるのは、とても納得のいくことではありませんし、誰もそうなりたくありません。
かといって、いい加減に仕事をするわけにもいきませんので、自分が「ここまでは大丈夫な枠」をはっきり持っていることをお勧めします。

メーカー事務でありがちなストレスの原因7つ

1)頻繁に寄せられるクレーム

事務職では、顧客から頻繁に電話があり、クレームの内容が割と多いのです。
自分の判断だけでは処理できないことが多く、とても困ります。

2)納品期日が常に短い

製造業界は納期が厳しく、毎日が戦争なので、常に納期に追われています。
納期に追われ時間がないと、いつもは問題無くできる業務でミスが発生します。

3)上司の指示が一部だから仕事内容の理解が困難

顧客との打ち合わせは、上司が行うので、仕事内容の全体が見えにくく、上司より依頼される仕事は、取引先の一部の情報でしかないため、仕事全体を理解することが なく、上司に依頼された事務作業をこなすだけになりがちです。
そのため、現在の仕事での内容を、次の仕事に生かすことが難しくなります。

4)すばやい対応ができない

顧客から、問い合わせの電話があった場合で、上司が不在の場合、対応の回答をすぐにすることができず、顧客から急かされるが、出張等で上司に連絡が取れないこと があり、顧客の要求に早急に対応できないことがあります。
そのため、それがまたクレームとなり、重症化する場合もあります。

5)知らされない契約内容の変更

上司に確認を取っていたことでも、仕事の流れで条件が変更になっている場合なども多く、それを知らないことで顧客から連絡があった時に話が理解できない時があります。

6)顧客優先の弊害

顧客を優先するばかりに、顧客の要求が第一となり、実際に業務に携わる側は無視され、無理な納期や要求をのみ、どんどん疲弊していきます。

7)事務職は仕事を楽しくできない

本来仕事は楽しいものではないかもしれませんが、納期や顧客の要求ばかりを気にしていると、惰性で業務をこなしていることが増えていきます。
そのため、ストレスも疲れも増すばかりです。

メーカー事務でストレスが限界に瞬間、心配される症状や病気

事務職で、ストレスがエスカレートしてよくあるのは、上司の指示を仰いでから業務をこなしたにもかかわらず、顧客より苦情を言われると、業務をした本人の責任にされてしまうといったことがあり、最悪、うつ病発症のケースがあります。
実際に同僚が発症したのは、重度のうつ病です。
会社を休む日が多くなり、それが長期休暇となり、最終的には辞職することになりました。
途中、何度もお見舞いに行こうとしましたが、病状が酷いようでその時は叶いませんでした。
しばらくして、本人がかなり回復して話を聞くことができましたが、かなり不満がありました。
仕事中に顧客より苦情を言われなければ上司の手柄、苦情がくれば部下の業務ミスとなり、責任を押しつけられて病気になってしまう前に十分に注意する必要があります。

メーカー事務でできるストレス対処法3つ

1) 事務職として普段から心がけたいストレスマネジメント

事務職では、上司や営業から仕事を依頼されることが多く、自分のペースで仕事ができないことや、業務内容の全貌を知らないばかりに話が伝わらないケースがあり、それが大きなストレスになりがちです。
そこで、普段から実行したいのが仕事内容の全体的な流れを把握することです。
私は、上司に対し、仕事の内容・期間・継続性・支払い・特殊なケースなのか等々を確認してから、業務にとりかかるようにしています。

2)事務職としてストレス耐性を強くするためにできること

根本的な対策として、オンとオフの切り替えをすることで、ストレス耐性を高められます。
具体的には、休暇の日は思いっきり、自分のしたいことをすることです。
一日中、ダラダラしたいのであればそれもありですし、何か打ち込めることがあれば、それに集中して日常から離れることが大切であると考えられます。
私は、映画が好きなのですが、休みの日は人が多いので、人が一番少ない朝一番の映画を見にいくようにしています。
そして、その後はランチを食べてウィンドウ ショッピングを楽しんでいます。

3)気軽にできるこんなストレス発散法・解消法

体が疲れている時は、ベッドの中で過ごして体を癒すのも必要ですが、案外逆に体を動かすとスッキリする時があります。
私は、エアロバイクの少し高めのものを購入して、時間がゆるす限りエアロバイクをこいでいます。ウォーキングもいいのですが、天候に左右されてしまいますので、エアロバイクお勧めです。

メーカー事務「ここまでストレスが溜まったら異動・退職・転職を考えるべき」タイミング

集中力を保てなくなった、会社に行くのが辛くなった、朝が全く起きられなくなった等々の症状が見られるようになったら、異動や転職を考えるタイミングかもしれません。

例えば、事務職の場合は、上司や同僚に相談する、総務や経理等の異動希望を提出する、それが無理であれば最終手段として、休職することが考えられます。
体や精神に異常をきたしてしまってからでは、結局会社を長期間休むことになるか、目処がつかない場合辞職することなりますので、注意したいところです。

メーカー事務で大きなストレスを抱えている方へ

事務職といえど、会社で働くということは多大なエネルギーを毎日使うので、疲れてしまいます。

仕事だけの疲れであればいいのですが、その過程にある色々な出来事により、体や精神を病んでしまっては、何のために働いているかとなってしまいます。

辛いなと思うことは、大抵の人がそう感じるはずのことですので、一人で悩まず、同僚や家族にそれとなく相談する癖を習慣にされることをお勧めいたします。
愚痴になってもいいと思います。

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