「マイナビエージェントで自動車業界から建機メーカー・設計に転職して実感したのは…『転職しない人生のリスク』です。」
「転職経験がないなんてもったいない。自分で考えて、自分で行動して、自分で決められるのが転職です。」
と話す田中さん。
転職に後ろめたさや、躊躇を感じている方には“心にささる”メッセージだと思います^^
では、さっそく田中さんの転職経験を伺っていきましょう。
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マイナビエージェントでの自動車メーカーから建機メーカー設計士への転職履歴
田中修三さん(男性・20代後半)
前職:自動車メーカ・設計(静岡県浜松市)
転職後:建機メーカー・設計(愛知県大府市)
転職活動期間:3か月
応募した会社:5社
面接した会社:3社
利用した転職エージェント(マイナビエージェント)の評価等
名称:マイナビエージェント
評価:5点
評価の理由
マイナビエージェントは、対応の良さが一番です。
履歴書・自己アピールのアドバイスが適格で、自分自身を見直すことができました。
自動車メーカーから建機メーカー設計士への転職の背景・動機
家族構成の変化の為、長い残業時間に意味を感じなくなりました。
応用のきかない幅の狭い業務内容で、今後の自分の成長・スキルアップにつながらず、「ほかの仕事ができないのではないか」という危機感があったためです。
建機メーカー設計士の志望理由
建機特有の「見た目」ではなく、性能重視のスタイルが自分の仕事のモチベーションと合致すると考えたから。
実際の面接や履歴書でアピールしたこと
転職理由は正直に、残業時間を短くして働きたいと伝えた。
志望動機は前職の経験を活かしつつ、新たな分野に挑戦したい気持ちを伝えた。
自己PRでは前職での実績を時系列で伝えることで、自分の成長するモチベーションと力をアピールした。
転職先の職場では、何年後に何ができるという項目を具体的に伝えた。
建機メーカー設計士に転職後の業務内容・忙しさ
仕事の概要:
- 建機の基本設計として要求仕様を作成
- ここに自分のどういった商品を作りたいか、という思いと、市場では何が求められているかを盛り込む。
- コスト・会社の方針を後から付け加えることで、より具体的な開発のイメージが出来上がる。
- 次に具体的な構造を3D-CADにて検討し、試作車用の図面を作図する。
- 試作車にて、最初の要求仕様を満たすまで、試行錯誤を繰り返す。
仕事のペース:
- 試作車の試行錯誤が最も忙しく、残業時間が必然的に長くなる。
- 機種開発の流れで繁忙期が決まるので、それ以外の時期では比較的に休みもとることができる。
建機メーカー設計士に転職するメリット・デメリット
メリットは会社全体の人数が少ないので、開発の初期から量産まで一貫して携わりたい方に優位です。
また、人数が少ないことで、だれが何の仕事をしているか把握しやすく、コミュニケーションが苦手な方でもすぐになじむことができる。
デメリットは、人数が少ないことで機種を掛け持ちする場合があり、優先順位を決めて割り切って仕事ができる方でないと、仕事をため込む危険性がある。
建機メーカー設計士に向いている人・向かない人
向いている人:「見た目」よりも「スペック」重視の開発が好きな方。
また、少数精鋭なのでお互いの顔を覚える中で仕事をすることが好きな方。
向かない人:見た目にかっこいいものを開発したい方。
流れ業務の一部でもくもくと仕事がしたい方。
建機メーカー設計士への転職の進め方、適職の見つけ方
誰しもどこかで適職はすでに出会っているはずです。
今までの自分の生きてきた歩みを思い出してみてください。
いろいろな仕事をしている人と出会う他、日々様々な商品と接していると思います。
なんとなく、この仕事がかっこいいかなあと思っているものは、仕事をしているうちに身近に感じられず、熱が冷めてきます。
自分自身も学生時代のアルバイトでたまたま関わった建機のことを思い出して転職先に決めました。
情報取集はもっぱら転職サイトの検索でした。
変にインターネットで検索していると、悪い情報ばかりに目が行くため、良い方法とは言えません。
取集した情報が正しいかを確認するのは、やはり面接時に会社に伺ったときの雰囲気で確認します。
面接対策は特にしていませんが、自分を卑下しすぎず、誇張しすぎないことが重要です。
嘘をつくと、転職後の自分を苦しめるだけですので良いことはありません。
転職活動が辛くなった時のモチベーション・メンタル維持方法
転職はステップアップです。
モチベーションの維持が難しくなってきたときは、このままこの会社にいたら、この仕事しかできなくなるという危機感を思い出します。
この会社一筋で働いている人のなかには、もちろんすばらしい方をいらっしゃいますが、一つの会社しか知らないということは損していると考えるようにします。
自分自身の知識・経験の幅を広げることで、今の仕事ではなく、今後の仕事に活きてくると言い聞かせて転職活動を行いました。
心がけていたことは、前職の悪口を言わないことです。
特にメンタル面で落ち込む期間は、転職先を見つけることよりも、現職の退職を進める段階です。
何があったとしても、ここまで面倒を見てもらい、給料も頂いて、お世話になった職場です。
当然残された人たちは自分の業務が廻ってくるため、何のわだかまりもなく退職することは難しいです。
しかし、転職の意思は曲げずに、所属長の意見をよく聞き、必ず意見を家に持ち帰って再考します。
納得はしていただけなくても、十分な時間を使うことで今までの感謝の意を伝えて、自分の次のステップへ進むとよいと思います。
建機メーカー設計士に転職して学んだことまとめ
自分の知らない世界がまだまだあることを感じさせられます。
同じ会社にずっといることが最も安定していて、
楽かもしれませんが、果たしてそれがベストな選択でしょうか。
自分の気づいていない、願望をきっと押し殺して仕事をしているはずです。
転職はそんな自分を客観的に見る絶好の機会です。
そして、だれも助けてくれません。
自分で動いて、自分で考えて、自分で決めるのが転職です。
この能動的な行動を成し遂げた時の達成感は今後の人生の岐路で必ず役に立ちます。