管理職・マネージャー職

サーチファームで営業管理職として異業種へ転職成功。50代でも転職は自分を見つめ直す作業だった話

サーチファームで営業管理職として異業種(精密機器メーカーから化学製品メーカー)へ転職しました。50代になっても転職は今の自分を見つめなおすこと痛感しました。転職は理由、決して前職の不満解決や待遇改善であってはいけません。50代で転職を考えている方の参考になれば幸いです。

サーチファームで精密機器メーカーから化学製品メーカー・営業管理職への転職履歴

ぺんちゃん(男性:50歳前半)
前職:精密機器メーカー:営業管理職(東京都港区)
転職後:化学製品メーカー・営業管理職(大阪市北区)
転職活動期間:4か月
応募した会社:50社
面接した会社:5社

利用した転職エージェント(サーチファーム)の評価等

名称:サーチファーム
評価:5点

評価の理由

サーチファームは、先方の希望をしっかり伝えてくれて、私の経歴と「何」がマッチングしている点かをしっかり伝えてくれました。

エージェント社内で推薦順位も教えてくれて、応募先への提案進捗状況を短い時間間隔で報告してくれたことが、安心感につながりました。

精密機器メーカーから化学製品メーカー・営業管理職への転職の背景・動機

50代前半で年齢的に新しい市場へ挑戦できる最後の年齢だったことです。
転職の動機は、前職の経営陣の活動方針が入社時と変わってきており、会社の良さがなくなってきたと感じたことです。
社内の優秀な人材こそが転職していきはじめ、自分でもこれからのキャリアを見直すきっかけになったことです。

化学製品メーカー・営業管理職の志望理由

勤務先が希望地域であったことと、今までの経験を活かして組織経営から会社経営へのキャリアパスを実現できると感じたからです。

また、前職より会社規模が小さく、一次面談がいきなり社長面接でびっくりしましたが、事前にエージェントからの内容をしっかり把握していただき、経営との近さを感じたからです。

実際の面接や履歴書でアピールしたこと

勤務地・業種・働く環境を変えて自己成長したいと考えているとアピールしていきます。

  • 役職として今まで以上の権限を与えてくれてそこで経験を積みたいと考えており、それを満たしてくれる条件提示があったこと。
  • 法人営業として応募企業での期待に十分応えられる実績を出せていること。
    前職で新しい提案をさまざま実施してきており、お客様の希望しているものを正確につかみ、自社の強みを活かして提案ができる。
  • 多地点(東名阪)と50名の部下のマネジメント実施してきたこと。

といったところです。

化学製品メーカー・営業管理職に転職後の業務内容・忙しさ

あるお客様へのOEM商品を企画し、それを提案・合意・生産・販売支援・クレーム処理というお客様に代わり完全にメーカーとして裏で支えています。
ある意味メーカーであり、商社であり、広告代理店を兼ねた機能を持っています。

それが一つの事業部として運営できる体制になっておりその責任者として勤務。
商品開発に2年かかるため、先の先を見越した提案が必要となります。(商品の陳腐化が進むため)

販売推進は、半年先の企画を提案して、実績は半年後に出てくるといった少し変わった形式です。
最終消費者とも、イベントを通じて触れ合うことができるので、商品の良し悪しは直接感じ取れます。

残業は急な仕様変更がない限り、約1時間程度になっています。
イベントがあるので、休日出勤はありますが、必ず代休申請がないと許可させない仕組みになっています。

 

化学製品メーカー・営業管理職に転職するメリット・デメリット

会社規模は大きくないので経営TOP層とすぐに会えることと相談しやすい環境になったことです。

その中でも、ビジネスの企画からアフターフォローまでの一連の流れを学べる組織長として運営できるので、次へのステップの学習がしやすいと感じています。

オーナー会社なので人事異動が多く、びっくりするような組織変更がたくさんあります。
女性社員が多いので、産休などで休職になるケースが多く、仕事の引継ぎなど大変さを感じます。

化学製品メーカー・営業管理職に向いている人・向かない人

単純に言われたことだけをやっている人には向いていません。
メーカとして一連の流れがわかってないと仕事が進まないので、メーカー勤務でも開発・生産プロセスの知識が必要です。

お客様が少し癖のある(プライドが高い)人が多いので、そこに対応できるスキルが必要です。

女性社員が多いので、特にセクハラに注意が必要なのと、女性社員のマネジメント経験は必要です。
さまざまな業務知識をたくさん増やしたいと感じている人には向いています。

化学製品メーカー・営業管理職への転職の進め方、適職の見つけ方

まずは自分の強み・弱みをしっかり整理することが必要です。
その後、自分の職務経歴書を書きながら、自分の過去やってきたことを再度振り返ることをお勧めします。

それをいかに相手に伝えるのか、相手は自分のやってきたことを理解できませんので、数字や一般にわかる言葉に変えることが必要です。

そのうえで、志望動機をどこでも通用するベース部分を作成して、どこの企業でもすぐに応募できるようにしましょう。

そして、応募する際には、相手の企業の理念や方針をしっかり見て、志望動機部分を変更してアピールできるようにしていきます。

HPに今は企業情報があるので、しっかり読み切ることは大切です。
その企業の競合も調べて、業界の動きを把握しましょう。
そして、自分のやりたこととできることをアピールするようにまとめてください。

転職活動が辛くなった時のモチベーション・メンタル維持方法

転職活動はとても不安で、時によればたくさん時間もかかります。
応募しても書類で不採用になったり、そのたびに自分が否定されたように感じることも多いです。

しかし、通常50社受けて5社くらいの面接だと考えてください。

大学で就職活動と同じと考えてください。
さまざまなサイトや情報から市場や企業が全く分からない状況で、活動を進めてきましたよね。
(100社くらい応募しませんでしたか?)

今は、もっと市場や企業内容を知っていますから、活動しやすいはずです。

ただし、どこのサイトに登録するのか、何を登録するのかはポイントです。

やはり、エージェントや転職相談をしてくれる先を見つけてプロに相談することをお勧めします。

転職に関しては、初めての方は何をどう進めていくのかとても不安です。
やはり専門家からの知識をもらうのが早道ですし、今ある案件は紹介してくれるので自分の考えもまとめやすいです。

できれば複数のエージェントとの面談をお勧めします。
エージェントで得意分野もあり、特徴もわかります。

その上で、どこをメインに付き合うのかをきめましょう。
適時、転職サイトはアクセスし、登録内容を変更しましょう。

そのことで、エージェントから活動してることが見えます。
そのことで反応があれば、自信もついてきますし、進捗もしていきます。

安心感も増えていき、良い企業と会えることと思います。

化学製品メーカー・営業管理職に転職して学んだことまとめ

前職では約30年間働いてきました。
管理職のあるポジションまで来たので、逆に将来が見えてしまい、何か変化を感じなくなってきていました。

今までも、何回か転職しようと考えていたことを思い出して、活動することを決断しました。
(最初は軽い気持ち)

職務経歴書を作成していると、自分の過去からの成長が見えてきて、苦しかったこと楽しかったことが再度思い出されました。
そのうえで、このまま前職の会社でルートののった仕事をこなす人生に疑問を感じました。

今の市場価値はいくらなのか、いったいどのような企業なら採用してくれるのかが知りたくなりました。
自分を再度見つめなおす最後の機会だと気付いて、転職活動を決意しました。

転職活動は楽なことではありません。

転職後もバラ色の人生でもないかもしれません。

だからこそ、今までの自分をいったん俯瞰してみることが大切です。

家族も生活もあるので、しっかりじっくり考えて、安易な気持ちではやらないでください。
ただ、実際に転職するかどうか別として、「転職活動」は、今の自分をさらに成長させてくれるはずです。

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