「12社応募して、リーベルで2次請けIT企業から元請けインフラエンジニアに転職しました。」
「転職では辛くなった時の逃げ道を用意する」
「縁がなかった企業は忘れて、次に何をすべきか意識することが成功の近道」
と話してくれた、でんこさん。
12社に応募、内定を勝ち取ったでんこさんの転職の進め方、メンタル面の工夫などを伺いました!
contents
リーベルでの2次請けから元請けインフラエンジニアへの転職履歴
でんこさん(男性・30代前半)
前職:IT/通信(東京都港区)
転職後:インフラエンジニア(東京都港区)
転職活動期間:2ヶ月
応募した会社:12社
面接した会社:6社
利用した転職エージェント(リーベル)の評価等
名称:リーベル
評価:5点
評価の理由
リーベルはエージェントのフォローが手厚いです。
応募書類の添削、面接の練習に加え、
難易度が高い企業の場合は、面接の傾向対策など、企業の実情を教えてくれた上でアドバイスをくれました。
失敗したときも、どの受け答えがどのように良くなかったのか具体的にアドバイスをくれたので、対策がしっかりできました。
2次請けから元請けインフラエンジニアへの転職の背景・動機
前職は2次請けの仕事しかなく、昇給の幅が少ない状態でした。
数か月おきに派遣先が変わるため、キャリアプランが練りにくく、
ほとんどの場合で単独で派遣されるため、人間関係を作るのも苦労が多かったため転職を決意。
元請けインフラエンジニアの志望理由
自分のスキルが生かせると考えました。
同じ職種でも上流工程であればもっと自由な働き方ができると考えました。
年齢的に、即戦力で活躍できそうな業界でなければ怖いと思いました。
実際の面接や履歴書でアピールしたこと
面接時には、相手の会社のことを徹底的に調べて具体的に何をやりたいのかを伝えて、やる気をアピールしました。
まず、現職で積んだキャリアや経験は満足していること、
しかし、一つの案件に長く関わり、自分が設計構築したものを最後まで見届けられる仕事がしたいこと、
履歴書には自分の経歴のほかに強みややりたいことを記載しました。
よく聞かれる退職理由も明記しました。
元請けインフラエンジニアに転職後の業務内容・忙しさ
私が転職したのはサーバエンジニアとしての仕事をすると同時に、新しい提案や企画を常に考えなければならないポジションです。
部署としてもゼロから仕事を創造していくことを求められる部署なので、新しい技術のキャッチアップや需要の先読みが必要になります。
具体的には、インフラ領域でもルーチンワークになっているものをコグニティブ・システムなどにより自動化を進めていくというような提案を想定しています。
裁量労働で残業も少ないですし休みも取りやすいです。
元請けインフラエンジニアに転職するメリット・デメリット
エンジニアは人材が常に足りていない業界ですが、先が読みにくい世界でもあります。
ベテランになっても新しい技術を習得するモチベーションが不可欠ですし、実力主義の世界です。
常に変化していくことに面白さはありますが、安定さを求める人には不向きだと思います。
また、業界構造の問題として、商流によりできる仕事や給料が差別されるということがあります。
元請けインフラエンジニアに向いている人・向かない人
向いている人
好奇心が強く勉強が苦ではない人。
例えばバージョンアップで既存のノウハウが役に立たないシステムを目の前にして、それを面白そうだと感じる人です。
コミュニケーションが得意な人も向いてます。
優れた技術者でも意思疎通が苦手な人は多いので、技術を理解したうえでコミュニケーションがしっかりとれる人はどこでも重宝されます。
向かない人
実力主義の世界なので、勉強が嫌いな人は向いてません。
よほどの大企業でない限り、自分を高めていけない人は昇給できないため、向上心がなければ務まりません。
元請けインフラエンジニアへの転職の進め方、適職の見つけ方
転職は、最初に自分のスキルやキャリアの棚卸しをして、どういう可能性があるのか時間をかけて考えることが大切です。
また、転職市場ではどのようなスキルが求められているのかを把握することも大事。
例えば得意なのがネットワークでセキュリティは少ししか経験がないという場合でも、転職ではセキュリティエンジニアの方が収入アップしやすいということもあります。
事前にそれがわかっていれば、転職前に資格を取るとか勉強するなどして、可能性を広げることができます。
会社の選び方としては、良い会社は人が辞めないので入るのもそれなりに難しいということをまず理解することです。
人を常に多く募集する会社は、仮に成長していても儲けを給料に還元せずに、会社の成長に使っていると考えることもできます。
ただし、スタートアップして間もない会社は必ずしもそうとはいえず、離職率がゼロに近くても積極的に採用しているケースも多いです。
IT業界は10年もすれば構図が大きく変わる世界ですので、次にどんな仕事が伸びるのかを考えることも大切です。
転職活動が辛くなった時のモチベーション・メンタル維持方法
転職では辛くなった時の逃げ道を用意することが大事です。
失敗しても次に応募する企業は考えておくとか、現職を辞めない可能性も考えておくとか、追いつめられないための用意があると安心です。
決まった期間内に転職は不退転だという場合でも、それをエージェントに伝えて次の調整を担保してもらえば精神的に楽になります。
現職で働くことがメンタル面で一番の問題だという場合は、先に辞めてしまうということもやり方の一つです。
活動期間にリミットがあるとプレッシャーにもなりますが、辞めるのを隠しながら働くよりはマシという場合は、退職の調整を進めてしまっても良いと思います。
ただし、ある程度自分の市場価値を理解したうえで準備をしてから辞めるべきです。
また、家族に反対されると活動は難しいので事前に理解を得るのが望ましいです。
志望度が高い企業で失敗して不採用になった場合、気持ちを素早く切り替えることが大切です。
同業他社なら可能性があるのか、別のキャリアの方が可能性があるのか、失敗した原因を考えて判断が必要です。
元請けインフラエンジニアに転職して学んだことまとめ
転職してわかったのは、書類が通ってしまえば、その会社は入れる可能性があるということです。
ただし、面接は言い方ひとつでプラスにもマイナスにもなり、
マイナスは一つでもあると不採用になることもあると感じます。
悪く言えば、面接はいちゃもんつけられれば終わりなので、ミスのない受け答えが大事だと痛感しました。
ただし、リカバリーも可能です。
私は第一志望の企業で役員面接で遅刻してリスケしてもらったのですが、それでも内定をもらえたので、
熱意をもってアピールすれば不利な状況でも覆せることも学びました。
そして、縁がなかった企業のことは忘れて、次に何をすべきか意識して前向きに考えることが成功の近道だと思います!