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ハローワークで銀行から金融リース会社への転職履歴
とろろいもさん(女性・20代前半)
前職:金融(銀行)・事務(北海道札幌市)
転職後:金融リース・経理職(北海道札幌市)
転職活動期間:3カ月
応募した会社:3社
面接した会社:3社
利用した転職エージェント等(ハローワーク)の評価
名称:ハローワーク
評価:3点
評価の理由
ハローワークだと担当の人が一緒に活動をしてくれるので心強いです。
ただネットと違い、通わなければならないので時間を作るのが大変でした。
また、担当の人と相性が悪いと最悪です。
銀行から金融リース会社への転職の背景・動機
新卒で銀行事務の仕事をしていました。
女性が多い職場なので、陰口は当たり前。
「使えない新人」とずっと言われていました。
さらに男尊女卑の考えが強く、男性も「事務は格下、雑用係」と当たり前のように言われ続け、精神的に限界でした。
3年だけ我慢して働いてすぐに転職しよう、入社1年目の冬に決意しました。
金融リース・経理職の志望理由
転職の理由が職場環境だったので、とにかく今の会社から離れたい気持ちしかありませんでした。
転職の際は経験の有無が大事だとハローワークで教わり、業種は問わず事務職で探した結果、同じ金融の事務職になりました。
実際の面接や履歴書でアピールしたこと
転職理由や志望動機では、とにかく自分の経験を活かして新しい仕事をしてみたかったとアピールしました。
新しいといっても事務職なので同じ仕事なのですが、そこは企業ごとの特徴を交えて「こういうこともしてみたかった」と伝えました。
あとは年齢も若かったので、「若いうちに色々な経験をしたい」ということも志望動機に組み込みました。
希望が事務職だったので、とにかく「経験がある・即戦力になれる」ということをアピールしました。
それから「銀行事務で窓口などの業務も行っていたのでコミュニケーション能力がある」「お金の管理や計算が得意」ということも伝えました。
金融リース・経理職に転職後の業務内容・忙しさ
リース業は金融の分類ではありますが、銀行等と違いほぼ一般の企業と同じです。
私は現在リース会社の経理部で働いています。
お金や口座の管理から、伝票整理、銀行とのやり取り等、お金にまつわる仕事のほとんどを担当しています。
平日はほとんど残業がなく定時帰り、月末付近になると締めの関係で仕事量が増えて残業することが多くなります。
土日・祝日はお休みで休日出勤もしたことがありません。
月末付近でなければ、有給休暇の申請も基本承認されるので休みやすいです^^
金融リース・経理職に転職するメリット・デメリット
メリットは、大きな責任を負う必要がないところです。
事務職には必ず部署を取りまとめる上司がいます。
最終的な責任はその上司が取るので、事務職はできるだけ間違いのないように毎日お仕事をするだけでいいのです。
デメリットは昇級がないところです。
どんなに頑張っても、成果をだしても、事務職は基本的に昇級はありません。
給与も低く、昇進もしない、やりがいを見つけるのは難しい仕事になります。
金融リース・経理職に向いている人・向かない人
高い給与や昇進は別に興味がない人、新しくチャレンジするよりも毎日着実に仕事をしていきたい人に向いています。
逆にバリバリ働いて高い地位にのぼりつめたい、高給取りになりたいという野心家タイプさんには向きません。
金融リース・経理職への転職の進め方、適職の見つけ方
転職で一番困るのは、面接で「どうして辞めたの?」という質問ではないでしょうか。
ちゃんとした理由があって転職活動をしている人は困らないかもしれませんが、私のように人間関係で辞めた人には本当に困る質問です。
私の転職活動の体験を通して、この質問への返し方や面接官が面接時に重視しているポイント等をお伝えしたいと思います。
まず「どうして辞めたの?」系の質問に対する答え方です。
正直に人間関係のトラブルで・・・と伝えられたら楽ですがこれはNGです。
嫌なことから逃げる人なんだな、精神的に弱い人なんだなと取られてしまうだけです。
嘘でもいいので前向きな転職理由を考える必要があります。
私の場合は「新しいことにチャレンジしたかった」「色々な経験を積みたかった」と伝えていました。
実はほとんどの企業は面接のとき回答内容をしっかり聞いていません。
話し方だったりその人の雰囲気をみて、会社に合う人物かを確認しているだけなんです。
大事なのは明るくハキハキとしゃべること、スキルアップのための転職だと思ってもらうこと。
さらに、その仕事に対して経験があったりスキルがあったりすると即戦力になれるので採用率がぐっと上がります。
転職活動が辛くなった時のモチベーション・メンタル維持方法
仕事をしながらの転職だと、肉体的にも精神的にも疲れがでてしまいますよね。
仕事をしていなかったとしても「はやく転職しなきゃ」と焦ってしまい精神的に辛いと思います。
私も転職活動が上手くいかず、面接でひどいことを言われ、ボロボロになったことがありました。
そんな時のメンタル回復法をお伝えしたいと思います。
まずは「楽観的になる」ことが大事です。
楽観的になれないからメンタルやられてるんだよと思うかもしれませんが、意識することが意外と大事なんです。
「活動を続ければいつか転職できる」「あんな企業こっちから願い下げ」と無理やりにでも思い込んでください。
最初はこういう風に考えられないかと思いますが、心の中でつぶやき続けるだけでも効果はあります。
嘘だと思うかもしれませんが是非試してみてください。
そして一番重要なのが「なぜ転職しようと思ったのか思い出す」ことです。
メンタル面で落ち込んでいるとき、きっと転職活動から逃げ出したくなります。
今の会社で頑張り続ける道もある、もうちょっと気持ちが楽になってからまた転職しようかな、と思ってしまうかもしれません。
でもそんな時は「あなたはなぜ転職活動をはじめたのか」もう一度思い出してください。
転職を決意した瞬間があるはずです、リスクを背負ってまで今の職場を辞める理由があるはずです。
私の場合はどうしても今の会社から逃げたかった、辞めたら今の生活がずっと続く、そう思ったら辛くても転職活動を続けられました。
転職活動が辛い、逃げたいと思ってしまったときはこの2点を思い出してみてください。
金融リース・経理職に転職して学んだことまとめ
転職経験から成長・プラスになったことは2点あります。
1つ目は「自分のやりたいことについてじっくり考えた」ことです。
転職活動をしなければ、自分の仕事について考えることなんてなかったと思います。
自分が何を重視して働きたいのか、これをしっかり考えたことで、現在の仕事のモチベーションに繋がっています。
2つ目は「別の会社、別の仕事を知ることができた」です。
1つの会社でずっと働くのも立派なことですが、転職して様々な経験を積むのも素晴らしいことです。
事務職といっても色々な仕事があって、色々な経験を積むことができたのは私の人生の財産になりました。