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「ECのシゴト」でシステムエンジニアからウェブデザイナーへの転職履歴
yamasukeさん(男性・20代後半)
前職:システムエンジニア(大阪府大阪市中央区)
転職後:ウェブデザイナー(大阪府大阪市天王寺区)
転職活動期間:2ヶ月
応募した会社:40社
面接した会社:4社
利用した転職サイト「ECのシゴト」の評価等
名称:ECのシゴト
評価:3点
評価の理由
ECのシゴトは、求人数は決して多くないので田舎などでは活用が難しいかもしれない、とはいえ実際に就職が決まった後にお祝い金が30000円もらえたのはいい点です。
SEからウェブデザイナーへの転職の背景・動機
SEとして仕事はしていたが30代が見えてきて自身のスキルがプログラミング一本ではこの先心もとなく感じた。
そこで持ち運びができるスキルを何か別に習得したいと思い将来の自分の助けにしたいと思い転職を行いました。
ウェブデザイナーの志望理由
正直なところ前職のSEはもう二度としたくなかった、とはいえ全く関連性のない業界では自信のキャリアが無駄になる。
そこでプログラミングスキルを生かせ、新しいスキルも習得できるウェブデザインの仕事を目指そうと思いました。
実際の面接や履歴書でアピールしたこと
面接で受けた会社はECサイトを自社で運営する会社でした。
ですのでゆくゆくは自分のECサイトを持つことを考えていること、そのために実務を通して学びたいということを話しました。
こういってしまえば長く働いてもらえないと思われる可能性もありましたが、そのときは熱意に燃えていましたのでそういった言い方をしてしまいました。
私が目指したWEBデザインの仕事はデザインの経験が必須で、もちろん募集要項にも必須と書いていましたが私にはその経験がありませんでした。
ですが面接にさえ通ればなんとかしてやると無視して応募しました。
面接ではデザインの経験はないが前職では全く知らないプログラミング言語でも自身で調べて解決していかなければいけない場面は多々あったこと。
そこで得られた経験から分からないことがあっても自分で解決できることを、実際に自分で作ったウェブサイトをポートフィリオとして紙出ししたものを交えて話しました。
また、SEの仕事は業務の効率化にありますので雇ってもらえれば何かツール作成などで貢献できますといったアピールもしました。
ウェブデザイナーに転職後の業務内容・忙しさ
転職した会社は主にECサイトの運営でしたので、業務としては商品の出品、価格の改定、セールや特集の企画、広告の設定など。
デザイン一辺倒というわけではないです。
デザインの知識は必要。
とはいえデザイン会社にはそもそもデザイナーばかりですので他にできることがあるのなら、適材適所ということで何とかなってしまいます。
休みには、例えばショッピングモールなどに出店している場合はモールが主催するセールの日にタイムセールなどの対応をしなければいけません。
そのため、私の場合は業務の自動ツール化で対応しましたが休みのとりやすさは大手でも難しいかもしれません。
ウェブデザイナーに転職するメリット・デメリット
ECサイトの開業にかかる必要な知識等は一通り学べます。
また、買い付けなどを担当している人と関わることがあればものを安く仕入れるルートややり方などを知ることができ、それは恐らくそこでしか学べませんのでメリットといえます。
デメリットとしてはやはり休みにくいことでしょう。
休みでも上司やモールの担当営業の人から電話がかかってきますので心はずっと休まらないかもしれません。
ウェブデザイナーに向いている人・向かない人
将来自身でECサイトの開業を想定している人なんかは実務として学べますのでそういうキャリアを望んでいる人は向いているかもしれません。
向かない人は新しいことを覚えるのが苦手な人で、ECサイトでは常に複数の特集や企画を進行していきますので色々考えなくてはいけません。
ウェブデザイナーへの転職の進め方、適職の見つけ方
面接のテクニックですが、自分の見せたくない部分はあまり見せないようにするといいかもしれません。
言い方の問題かもしれませんが、要は嘘は言ってないけど本当のことも100%言っていないという感じです。
ただし、言わなければいけないことは言わなければ意味がないのでそれに対するリカバリーは用意した上で話を進めます。
私の場合は転職するのに必須の経験がなかったのですが、履歴書には書かずに送付しました。
そして面接では絶対どこかで聞かれる話でしたので序盤に自分からさらっと言ってしまってその後はリカバリーとなる長所をずっとアピールしていました。
ただ、ビッグマウスになってしまっては入社後に逆に苦労しますので実現可能な範囲での話に留めておくことです。
転職活動が辛くなった時のモチベーション・メンタル維持方法
私の場合応募した会社は1ヶ月で20を超え、これが実際多いかどうかはわかりませんがとにかく面接までに辿り着くのに苦労しました。
そこで気分が落ちたりもしましたが、なんで自分を必要としないんだ、自分を取らないのは会社が悪い、自分は最高の技術者だと自分を慰め、鼓舞しました。
正直そんなことは全くないのですが声に出して言うことにより割と最後まで戦えました。
また、そのように鼓舞することで自分に自身を持って面接に挑むことができ異様なオーラを出すことができます。
実際入社後に人事の人に話しを聞いたところ、「やる気があって自身もあるからスキルはなくても大丈夫だろう」とのことでとったといわれました。
とはいえ実際のところちょうど人手が欠けたところに私が滑り込んだ形になっていたようですので運ももちろんありますが、それでも不採用から落とさずに続けるためには自分を自分で鼓舞してあげることが必要かと思います。
とにかく自分を盛り上げてタスクをこなすように数をこなしていくと割と続けられます。
ウェブデザイナーに転職して学んだことまとめ
20代後半で未経験の業界への転職は難しいかもしれませんが、
書類選考では不要なことは一切書かない、面接ではできないことをどうリカバリーして会社に貢献できるかをアピールすることです。
不採用をもらっても気分を落とさないために、その会社には見る目がなく自分は最高だと声に出して励ます。
そして、面接はなるべく短いスパンで組むとタスクをこなすように次から次へと落ち込むまもなく続けることができます。
元々未経験で不利なのはわかっているのでとにかく不採用になっても続けることができる自分を確立することが大事。