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卸商社／経営企画職への40代転職履歴
山田直史さん（男性 40代前半）
前職：旅行業／経営企画職（東京都中央区）
転職後：卸商社／経営企画職（静岡県浜松市）
転職の背景・動機
前職では経営企画をしてきましたが、M&Aで事業譲渡後は営業職ということもあり、経営に携わる仕事をしたいと思い、地域や業種を問わず経営企画職に限定して仕事を探しました。自分の中では職種にこだわりました。
卸商社経営企画職に転職するメリット・デメリット
メリット
自分の経験を活かせるため即戦力として活躍することができる。
また、経営企画を募集している会社(主に中小企業)では、今までこのようなポストがないこともあり部長待遇で転職ができ給与も下がらなかった。社内の体制や制度などが整備されていなかったため最初の1年はそこを整備することに力を入れたが過去にやってきた内容をある程度踏襲できるので比較的スムーズに仕事の成果をあげることができる。
デメリット
今までの風土を変えることが必要な場面があり社内に抵抗勢力が少なからずある。
社員のレベルが低いと自分自身でモチベーションを高める工夫をしないと自分自身の成長もない。なかなか外に出る機会が少ないのでいかに外部との接点を見つけて吸収するかが大切。
卸商社経営企画職への転職の進め方、適職の見つけ方
まず、転職を考える以前から自身の職歴や成し遂げた実績を転職サイトのマイページなどに記載しておくと良い。
いざ転職を決意したらこれまで記してきた職務経歴を肉付けし、スカウトを待つというやり方で私は転職に成功した。40代にもなるとこちらから応募をしても年齢フィルタで書類選考すら通らないということが多い。40代を求める会社は、即戦力か新規事業。いずれもマネジメント経験を重視する企業が多いように思う。
まずはご自身の強みがわかる職務経歴書を作成することが大切です。その強みと企業の求める人物像がマッチングすれば必ずスカウトはきます。
そこで、背伸びをした内容を書いたり虚偽の経歴を記載すると入社した後に苦労することになるだろうからやめた方が良い。
あと、スカウト会社を利用するのも一つの方法ではある。まず面接の設定までやっていただけるので時間的な負担が減る。私自身は利用したことはないが、スカウトを利用した者に聞くと募集時の待遇条件と実際の待遇に少し違いがあることが多いようだ。そこを理解した上で利用するなら時間的負担が軽減することは間違いない。
いずれにせよ、職務経歴書をしっかりと作りスカウトを待つというのが40代の転職ではオススメします。
卸商社経営企画職に転職して学んだことまとめ
職種にもよるだろうが、私は経営企画職の経験が長かったから、その職に限定して転職活動を行なった。こういった職種は応募者も非常に多い。
ただ、経営企画といっても幅が広い。こちらの強みは職務経歴書で相手に伝えているわけですから、面接の際に具体的にどんな仕事をして、どんな成果をあげてほしいか(企業の求める人物像)を企業側にやんわりと確認できれば一番良い。
そのミッションをあなたが遣り遂げられるか、またはそのミッションにあなたが魅力を感じるかをしっかりと検討することが大事。
40代で転職に後悔はしたくないだろうし、おそらく最後の転職と思って活動している人も多いでしょう。だから焦りは禁物。希望と完全一致の転職は難しいだろうが入社後の不一致を避けるために面接ではオープンな議論ができることが望ましい。
