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ハローワークでブラック飲食パートからホワイト調理・フロア正社員への転職履歴
鈴木みちさん(女性・30代後半)
前職:飲食パート&フリーランスライター(主にマーケティング)(石川県金沢市)
転職後:飲食業/調理・フロアスタッフ(正社員)(石川県金沢市)
転職活動期間:1ヶ月
応募した会社:2社
面接した会社:2社
利用した転職エージェント等(ハローワーク)の評価
名称:ハローワーク
評価:3点
評価の理由
ハローワークの良い点は親身になって話を聞いてもらえたところです。悪い点は、相談する人によって温度差があり、流れ作業的に処理される事があることです。また、なにか隠しているのではと思う表情をされることがあったことが気にかかりました。
ブラック飲食パートからホワイト調理・フロア正社員への転職の背景・動機
シフトが3日前まで出ず、前もって出しておく予定を無視したシフトが入ったり、そのシフトが出てからも急に休みになるなど、予定が立たない状態でした。
お店の業績悪化が背景にあり、人員削減のために負荷を欠けているようにも見え、ひどい人になると、週1回しかシフトが入らないなど明らかに従業員を追い詰めている姿が見え隠れしていたためです。
飲食調理・フロア正社員の志望理由
パート先及びライター業を辞めたい一身で、条件の合う求人を見つけた時、思い切って飛び込んだ感じです。
パート先では、元々事務員でしたので、販売、調理、会計業務、仕入れ、開店業務、とほぼ一人で任されていたため同じ業種ならやっていけるという自信がありました
実際の面接や履歴書でアピールしたこと
業務内容がとても目的意識が高く、共感を呼べるものでしたので、私もその力になりたいと伝えました。
今までの業務、またマーケティング関連の会社との取引もあり、そちらの方でも力になれるのではないかと伝えました。
履歴書には転職先に興味を持ってもらえる資格をピックアップして記入しました。
お陰で会話が弾みました。
突っ込まれて有利になる物を選ぶと良いです。
また、職務経歴書には、フリーランス活動での取引の内容(書ける範囲ですが)や、賞歴を記載しネットですぐに見られる状態にしておきました。
飲食調理・フロア正社員に転職後の業務内容・忙しさ
カフェの運営と調理、接客と全てを行います。朝一番に、スープ類の仕込みを開始するところから始まり、当日使用するフルーツ類のカットやその他今日のメニューに沿うものを用意し、開店。
販売しながら残が出ないように調整しつつ、一日の販売数を予測しながら接客、調理を続けます。
空いた時間で明日の発注。閉店。会計処理と行った流れです。
忙しさは天候や周囲の状況(イベントがあるとかないとか)で大きく変わっていきます。
残業は基本ありませんが、休日はギリギリの人数での運営のため取りにくいです
飲食調理・フロア正社員に転職するメリット・デメリット
メリットはお客様から「美味しい!」の声を聴くことです。
モチベーションが上がるからです。
客観的に物事が見られるようになります。
また季節の食材や、お客さまの動向に目が行くようになり、世界観が変わりました。
デメリットは、とにかく立ち仕事で体調の悪いときなどはちょっと地獄…かもしれません。
また病気になることは食品をあつかうので特に大変です。
下手すると調理場に入れないので…
飲食調理・フロア正社員に向いている人・向かない人
笑顔が似合う人です。
心の底から笑ってお客様に向き合える人は、多少の苦労ではへこたれないように感じます。
エネルギーはお客様からもらうからです。
向かない人は、自分のお店の飲食が美味しいと感じられない人です。
不満が多くなります。
また改善を嫌う人も不向きかも。
飲食調理・フロア正社員への転職の進め方、適職の見つけ方
面接時はとにかく笑顔で、ポジティブに望むことです。
自分を会社に入れれば、こんなにいいことが起こりますよ!
と自分を商品として売り出すことだと思います。
スマホゲームで勝利してから、面接に望むようにしていました(笑)
適職は、長く続けられることを探すことかもしれません。
少しでも楽しめることを探してみると良いかもしれません。
何時から何時までしか働けない、とか、絶対に週休二日で土日休みではないといけない。
などの条件を少し緩めてみると、意外と適職が転がっていたりしました。
転職先を探していた時、友人や前の会社の人にどこかいいところない?と聞いていた所、いろいろな情報が集まってきました。
人に気軽に転職先を探していることをカミングアウトしてみると良いかもしれません。
転職活動が辛くなった時のモチベーション・メンタル維持方法
転職先に連絡し、「後ほど担当者から連絡させます」と言われ、二週間連絡がなかったことがあります。
この時ものすごくモチベーションが下がりました。
求人雑誌を束で持ってきたり、ハローワークにかよってみたりとウロウロしていました。
でも、いろいろな求人、多分この時期出ているほぼすべての求人に目を通していましたので、逆に吹っ切れました。
いま連絡を待っている会社以外、自分の選ぶ会社がないからです。
もしダメなら、時期をまたないとだめだろうなと言うことがわかったため、焦ることは辞めました。
一度すべての求人に目を通すと、あとは新着の求人だけをチェックすれば良いので、一日の内時間を決め、新着すべてに目を通したなら、あとは有意義に時間を使いました。
ジタバタしても、どうしようもないからです。
でも正直、心の底では祈っていましたけど・・・
神社・仏閣にお参りもいいかもしれません。
こんなに休めるのは今だけと、吹っ切り、充電しているんだと言い聞かせていました。
飲食調理・フロア正社員に転職して学んだことまとめ
転職活動中の期間は、長期休暇というよりもなんとなく追いつめられたようなキモチぶたさな時期かもしれません。
でも、この時の時間は今となってはとても貴重だったと思います。
ハローワークへ行ったのは何年ぶりだったでしょう。
世の中にはこんなにも仕事を探している人がいるのか。
相談員の方にいろいろ相談してみましたが、的確な答えを返してくれますし、親身にもなってくれました。
「そうか、こんな思いをしている人は自分ひとりではないんだ」
と思いました。
また、職がないということはこんなにも辛いことなんだと、痛みを感じました。
そういう痛みがあるからこそ、今の仕事を大切にしようと思えるのだと思うのです。