「転職は、“まずは動くこと”が大事で、仮に失敗しても活きたノウハウを身に付けれます。」
「20〜30社は落ちる」と考えて動く」
「エージェントや企業の受付、面接官、責任者などとの出会いも一期一会。出会いを大切にすることで余裕も生まれ、面接でも好印象を持っていただけます。」
そんな風に話してくださった、だいじろうさん。
不動産業界から教育業界へ転身され、作り上げられた転職成功の考え方、早速伺っていきましょう!
contents
不動産業界を脱出!資格取得スクールへの転職履歴
だいじろうさん(男性・20代後半)
前職:不動産業界(分譲マンション)・営業職(福岡県福岡市)
転職後:教育業界(資格取得)・スクール運営事務(福岡県福岡市)
転職活動期間:2ヶ月
応募した会社:2社
面接した会社:2社
利用した転職エージェント「リクルートエージェント」の評価等
名称:リクルートエージェント
評価:5点
評価の理由
リクルートエージェントは、担当者が親切で親身になって相談に乗りサポートしてくれ、
書類の書き方や面接対策も自分1人で考える必要がありません。
不動産業から資格スクール運営事務へ転職の背景・動機
勤務形態と給与に不満があったため。
休みがほとんどなく体育会系の社風でノルマを達成しない限り夜22〜23時まで仕事もザラだった。
給与も安く残業代は反映されなかったため。
資格取得スクールの志望理由
以前から教育業界には興味を持っており、広い意味での人材育成に関わりたいと考えたためです。
また、教育業界=長く働いていける業界だと考えていたためでもあります。
実際の面接や履歴書でアピールしたこと
転職理由に関しては
「前職の社風・勤務形態からして長く働ける環境でないと判断したこと」
「目標実現のために人をサポートする仕事に就きたいこと」
を転職理由や志望動機として伝えました。
転職理由は建前よりも本音ベースで伝えたことが面接官には好印象だったようです。
特にアピールしたことはコミュニケーション能力です。
特別なスキルや資格を持ち合わせていませんでしたので、強くアピールしました。
資格取得スクールに転職後の業務内容・忙しさ
資格取得のスクールの運営スタッフをしています。
仕事内容は、事務作業や受講生募集、講師手配、新講座開発、受講生サポートなどです。
平日も土日も9時〜19時頃まで(残業含)で、休日は週休2日(平日)です。
講座の開始時期が年2〜3あるため、その前後は忙しいですが、その他の時期は比較的業務時間に余裕があります。
休日出社は基本ありません。
また、年齢層が幅広いためかギスギスしたような雰囲気もなく、社員同士の雰囲気は良いです。
ただし、仕事が終わって同期・同年代同士で飲みに行くようなことはありません。
資格取得スクールに転職するメリット・デメリット
教育業界・スクール運営の仕事に就くメリットは「人のために働ける」というやりがいを感じやすいところです。
受講生とも多く接することができ、さまざまな目標・夢を追いかけている人のサポートができます。
また、その業界で活躍している講師ともコミュニケーションが取れ、業界のことを詳しく知れます。
休日があり長い残業もないため働きやすさもありますが、多くの人を応援できる仕事であることが1番のメリットだと考えます。
資格取得スクールに向いている人・向かない人
人のために働きたい、サポートしたいと考えている人は総じて向いていると考えられます。
しかし、「お金を稼ぎたい」と考えている人には向かない可能性があります。
理由は、決して給与が高いわけではなく、インセンティブなどもないためです。
資格取得スクールへの転職の進め方、適職の見つけ方
まず、転職をしたいと考えた場合は、転職サイトに載っている希望業界の求人をすべて見ることです。
そうすることで、給与や勤務形態、福利厚生などのおよその平均的な数値が把握できます。
複数の転職サイトを確認しても同じ企業ばかりが載っている可能性があるので、見るのは1つのサイトだけで十分でしょう。
平均的数値が自分が納得できる範囲であれば、その中から気になる企業を2?3絞りすべて応募することをおすすめします。
もしくは、エージェントなどに持っていきどんな企業か相談した上で応募しましょう。
転職活動では1社受けて1社受かるということは少なく、必ず希望の企業に行けるとは限りません。
そして、多くの企業が、求めている人材とマッチングするかを確認します。
面接練習なども必要ですが、面接の仕方ではなく、キャリアや人柄を見て採用を決める場合が多いです。
そのため、少しでも早く面接を受けることが1番採用確率を高める方法だったりもします。
「まずは動くこと」が大事で、仮に失敗しても活きたノウハウを身に付けれます。
転職活動が辛くなった時のモチベーション・メンタル維持方法
まず、転職活動は思ったようにいかない人の方が多いです。
そのため、転職活動に期待しすぎないように
「20〜30社は落ちる」と考えて動くといいでしょう。
期待をしないため、ちょっとしたことで悩んだりせず、
逆に2〜3社目で採用が決まれば自分への自信にも繋がります。
最初から過剰に期待していないためモチベーションが凸凹することが少なく、スピーディーに行動していけます。
ネガティブに考えがちな人はこうすることで、面接が上手くいかなかった場合も
「やっぱり俺(私)はダメだ?。。。」と落ち込むことなく
「1社ダメだったから、後20〜30社受ければ採用が決まる」
と次の行動へ移しやすくなります。
面接の場でも同様で、緊張するのは期待するためです。
いつも以上の自分を出そうとするから、緊張します。
いつも以上の自分を出そうと考えない、自分に期待しないことで、自然体で面接に臨め、良い結果が生まれる可能性があります。
何に対しても期待値を持ちすぎないことをおすすめします。
資格取得スクールに転職して学んだことまとめ
転職活動をして良かったことは、多くの人と接することができることです。
エージェントや企業の受付、面接官、責任者など、転職活動をしなければ出会えない人と接することができます。
そして、仮に不採用であればその人たちと会うこともありません。
つまり、一期一会なのです。
そのため、わずかな時間だとしても「この人と会えて良かったと感謝すること」が大事だと学びました。
そういった考えを持つことで、心に余裕が生まれ充実した時間が過ごすことができ、結果として好印象を与えれます。