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教育サービスFC・営業職への転職履歴
さくらさん(女性・40代前半)
前職:団体職員・一般事務(年金給付事務・相談窓口)(東京都港区)
転職後:教育サービスFC・営業職(千葉県船橋市)
転職活動期間:5か月
応募した会社:5社
面接した会社:3社
利用した転職エージェント「女の転職@type」の評価等
名称:女の転職@type
評価:5点
評価の理由
女の転職@typeは、女性の転職に特化したサイトであり、細かく条件を選んで職探しができました。
職場の雰囲気がよく分かる写真や、インタビュー記事も豊富で、参考になりました。
団体職員から教育サービスFC営業への転職の背景・動機
勤務地が遠かったのと、年数に見合わない仕事内容にだんだん不満を感じるようになりました。
それまでは仕事よりも家庭との両立を重視してきたので、仕事内容に不満なんてなく、楽でお金をいただけることが重要でした。
40歳が見えてきたころ、自分の仕事やこれまでの経験を振り返ってみたときに、何も残っていないことに愕然とし、
年齢的にもチャレンジする最後のチャンスと思い、一念発起しました。
教育サービスFC・営業職の志望理由
年齢的にも、いろいろ選べる立場ではなかったので、勤務地と土日休みということで基本的には決めました。
後付けの理由になりますが、今までの子育て経験を活かせる仕事であったこともよかったと思います。
実際の面接や履歴書でアピールしたこと
勤務地が遠かったということと、もっと自分を活かせる仕事をしたくなったと答えました。
女性の多い職場だったので、とても共感してもらえました。
20年以上勤め上げた経歴と、子育てと仕事を両立させてきたことをアピールしました。
また、お年寄り相手の相談業務は根気が必要だという点と、クレーム対応もずっとしてきたことも伝えました。
教育サービスFC・営業職に転職後の業務内容・忙しさ
現在の私の仕事は、FCオーナー様となる方を募集し、育成していく仕事です。
配属先は女性のみで、ほとんどが子育てを終えた世代です。
教育サービスにあたります。
多くのお子さんや親御様に、勉強の楽しさと必要な力を知っていただくサービスです。
平日勤務で残業は自分のペースでできます。
土日勤務になった場合も、きちんと振替休日を取得でき、大変働きやすい職場です。
ただし、絶対休めない日(契約日や訪問日)などがあるので、お子さんが小さい方はキビシイかもしれません。
教育サービスFC・営業職に転職するメリット・デメリット
今の仕事は人とのコミュニケーション力が非常に必要となります。
人生経験がそのまま活かせる仕事なので、私のような40代の方にはとてもやりがいのある仕事だと思います。
また、子育てをしている方ならば、多くの正確な教育情報が得られますので、自分のお子さんに還元することができます。
デメリットとしては、若くて経験の少ない方には、忍耐を求めらえる場面もあるので、心が折れることもあるかもしれません。
仕事の内容も多岐に渡るので、手いっぱいでパニックになるような方もいます。
教育サービスFC・営業職に向いている人・向かない人
この仕事に向くのは、気が利く人です。
女性相手の仕事なので、細やかな気配りと流されない強さが必要です。
経験値の高い方に向いています。
逆に向かない人は、自分のことや家庭の優先度が高い方です。
常に相手のことを考えられないと、この仕事は務まりません。
教育サービスFC・営業職への転職の進め方、適職の見つけ方
転職を考える際に、まずは本当に今の職場を捨てていいのかをよく考える必要があります。
1年後の自分がどうありたいのか、きちんとイメージすることで、良い職場に出会えることでしょう。
仕事探しも、ネットを使っていろいろなサイトから職場を知ることがいいと思います。
いい職場を見つけたら、まずはコンタクトを取る。
そうすると、担当者からの電話やメールなどで、会社の雰囲気が少し見えてくると思います。
融通が利きすぎたり、条件が甘いところは、いい加減な会社である場合が多いです。
長く働きたいと思うならば、こちらの誠心誠意を受け止めて、きちんと返してくれるような担当者がいる職場を選ぶべきだと思います。
採用後に、その担当者と仕事でつながっていくこともあると思いますので、良識ある対応をする会社がベストです。
転職活動が辛くなった時のモチベーション・メンタル維持方法
なぜ働くのか、ということを常に考えます。
家族を養っている方はおのずとその答えを見出すことができるはずです。
では、家族のために自分がつらい仕事を続けていかなくてはならないのか。
答えはNOです。
一人の大人として、働くことは当たり前ですが、いかに働くか、は自分で選択できるはずです。
そのために、私たちは義務教育を受け、さらには高等教育まで受けているのです。
今の職場ではうまく活躍できそうにないのなら、活躍できる場所を探すことが大人としてすべきことです。
今の時代、いろいろな職種があり、それを選ぶ自由にも恵まれています。
同じ働くなら、自分の居心地がよく、求められる職場で働きたいというのは誰しも同じです。
自分の可能性は、経験から広がることも多々あります。
今悩んでいる職場からも、最低限学べることを学び、それを別の場所で活かすことで、自分自身の成長と企業の成長があります。
私が今働いている会社の社長はこう言いました。
「企業は利益を出すことが必要だが、それが理念ではない。企業の理念は常に社会貢献だ」と。
働くということは社会貢献であると考えると、明日からの仕事の仕方にも工夫が生まれるのではないでしょうか。
教育サービスFC・営業職に転職して学んだことまとめ
20年働いてきた会社を辞めるとき、多少の後悔がありました。
でもそれは、いただく給料額のことだけであって、仕事や職場関係に何の未練もありませんでした。
家族を養う立場としては、給与額が減るということは大きなマイナスです。
それでも、特に贅沢をせず、なんとか暮らしていけるのであれば、ありだと思います。
本当に、今の仕事を手放していいのかどうかをしっかり考えたうえで、転職を決めたなら貫き通すことが大切です。
覚悟や失うものが多ければ多いだけ、その後踏ん張る力になると思います。
転職するかどうか、すべて自分の決断です。
それが分かっていれば、たとえ失敗しても、すぐに立ち上がり前進できるのだと思います。