テレフォンオペレーター

イベント会社からコールセンターへ転職「私はいらない人間じゃない!」自分を肯定することができた話

イベント会社・制作からコールセンターへの転職履歴

咲輝さん(女性・30代前半)
前職:イベント会社・制作(大阪府大阪市)
転職後:コールセンター・テレフォンオペレーター(大阪市北区)

転職の背景・動機

会社が傾き全員解雇宣言をされたためです。
最初はアルバイトでも残ろうと思っていましたし、私しかできない仕事もいくつか任されていました。
しかし、新入社員ということもあり、他の長く勤めてきた人たちの為にも辞めろと言われ続けました。

コールセンター・テレオペに転職後の業務内容・忙しさ

インターネット会社のコールセンターに転職をしました。
契約済みの方への架電業務だったため、クレームも少なく精神的な負担もあまりありませんでした。
時期によっては繁忙期や閑散期があります。
忙しい時はとても忙しいですが、基本的には休みの希望は通りやすいです。
管理職にならない限りは責任を押し付けられることもありませんし、気楽でした。
残業などもあまりなく、むしろ残業は急務でない限りはしないように言われていたのでおおよそ定時で帰ることもできます。

コールセンター・テレオペに転職するメリット・デメリット

言われたことを淡々とすればいいので、同じ仕事を繰り返しすることに苦痛を感じない方であればだれでもできます。
慣れるまでに時間がかかる人も多いですが、慣れてしまえば気楽に仕事ができます。
責任を強く感じることもありませんので、気分的にも楽です。
デメリットとしては、同じ仕事を毎日繰り返さなければならないので、飽きてしまうこともあり得ます。
そうなったときにとてもストレスを感じ、そのストレスが仕事に影響しやすいです。

コールセンター・テレオペへの転職に向いている人・向かない人

言われたことを言われたとおりにすることができる人は向いています。
「言われたこと」に対する許容範囲がどのくらいか、空気を読む必要はあります。
また、何かわからないこと、異変があった場合に、必ず報告ができる必要もあります。
そのため、「お客様の為に」とオリジナルで行動をしてしまう人、仕事を率先して自分で探してしまう人には向いていません。
自分で仕事を探すことは大切ですが、その仕事を自分がしてもいいのかの確認がきちんとできなければ、勝手な行動とみなされ注意されることがあります。

コールセンター・テレオペへの転職の進め方、適職の見つけ方

転職するときには行動的になることが大切です。
まずは自分の興味のあるところから仕事探しを始めてみましょう。
転職サイトなどで自分で探してみるのも良いですし、ハローワークで探してみてもいいです。

ハローワークでしたら緊張するかもしれませんが、相談員の方と一度でもいいので話してみてください。
例えば「受付が得意だった」など、キーワードを一つ言うだけで、様々な職種・会社を紹介してくださいます。

併せて、雇用形態や給与面、勤務体制などの条件を合わせてお伝えすると、その条件にあった会社を提案してくださいます。
相手はプロなのであっという間に何十社と紹介してくれることもあります。

そして、なんでもいいので情報を得られそうな人に会って話を聞くことが大切です。
気の置けない友人に相談してみることも一つの手段です。
自分が気づかない適性を相手が見抜いている可能性があります。
転職することは恥ずかしいことではありませんので、人に相談することも悪いことではありません。

転職活動が辛くなった時のモチベーション・メンタル維持方法

前職で「自分はダメな人間だ」「お前は必要ない」と言われ続け、仕事をすること自体に自信を無くしてしまう人もいるでしょう。
しかし、それは「前職の会社では」そうであって、別の会社に行けばそれは全く違うことになります。
前職では毎日「辞めてしまえ」と言われていたのに、新しい会社では「あなたがいてくれて仕事がはかどる、ありがとう」などと感謝されることもあります。

一つの会社の一つの価値観の中でとらわれず、世間は広く自分にとって優しい会社もあるはずです。
自分を否定するのではなく、自分を肯定してあげましょう。
向いているか向いていないかなんて、やってみなければわかりません。
「とりあえずやってみよう」という向上心を持って転職活動に挑んでください。

コールセンター・テレオペに転職して学んだことまとめ

転職活動中は就職活動の時のようにうまくいかないことが続くこともあり得るでしょう。
就職活動よりも難易度は高いので、そういったことが長らく続くこともあるかもしれません。
そんな時は、一度転職活動を中止するのも手です。
うまくいかないことを続けていても、泥沼化してしまうことのほうが多いです。
すでに退職していて転職活動をしているのであれば、時間もあると思いますので旅行などに出かけるなどリフレッシュしてください。
そして、十分に休息をとってから改めて活動を再開してみてください。
うまくいかずにつらい思いをした気分も晴れて、また新たな気持ちで行動できるはずです。
焦らず、自分のペースで、「自分はダメな人間ではない」という気持ちで取り組んでください。

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