経営管理

エン・ワールド等で40代女が転職成功。専門商社経理から同業経営分析への転職は意外にも経験より意欲のアピールで決まりだった話

「転職活動は、考えるよりも行動。面接をこなすことで自分を客観的に見ること、表現することができるようになります。」

「結果がでなくても、絶望しないで、どこが悪かったのか、どうすればいいのかを自問自答する。」

「自分にあった転職先はきっと見つかると信じて行動しつづけることだと思います。」

そんな風に爽やかに話してくださったまいみんさん。

でも、隠しても滲み出てくる泥臭さ。まいみんさんの転職履歴、かなり参考になりそうです。早速詳しく伺っていきましょう!

専門商社・経営管理事務への転職履歴

まいみんさん(女性・40代前半)
前職:専門商社・事務職(経理)(東京都港区)
転職後:専門商社・事務職(経営管理)(東京都千代田区)
転職活動期間:5ヶ月
応募した会社:14社
面接した会社:11社

利用した転職エージェント「エン・ワールド」等の評価

名称:ロバートハーフ、エン・ワールド、ロバートウォルター
評価:4点

評価の理由

自分の希望にあった案件を紹介してくれること。良くないのは、コンサルタントが抱えている求職者が多くて、連絡が遅れること

専門商社・経営管理事務への転職の背景・動機

人間関係がこじれて、仕事ができる状況ではなかったため。

女性が多い職場だったので、グループができ、対立し、情報も共有しないなどのいじめがあり、会社の雰囲気が悪くて。

会社業績も不振でした。

専門商社・経営管理事務の志望理由

手堅い需要がある業種と経営分析という経営者に最も近い職種で、給料も上がり、長期的な将来の見通しも明るいから。

実際の面接や履歴書でアピールしたこと
  • 会社の業績不振が続き、将来の不安と、自分がやりがいを感じる仕事のチャンスが見いだせる環境ではなかったこと
  • 今まで、期日を外したことはなく、きちんと仕事をこなすこと
  • 経理から経営分析への転職なので、経営分析の知識もあること

専門商社・経営管理事務に転職後の業務内容・忙しさ

経営分析とは、細かい製品ごとの売上の予測、粗利を把握し、そのほかの経費を見積もって、会社業績を予測、分析することです。

私のチームは、私がマネジャーで、その他に8人います。

私の業務は、彼らが予測した分析を取りまとめる仕事です。

毎月の業績予測に加えて、次年度の予算作成があります。

予算作成の期間数ヶ月と、毎月の業績予測をまとめる1週間は忙しいですが、後は、各システムから算出されるデータを簡単にコメントするだけなので、残業時間はありません。

専門商社・経営管理事務に転職するメリット・デメリット

メリットは、経営者と同じ立場で、いろいろな情報が入ってくることで、経営全体がわかり、また、ビジネスを金額で表現できることです。

発売前の新製品の分析など、秘匿性の高い情報も与えられる特権もあります。

デメリットは、特にありませんが、専用ソフトの画面やエクセルやパワーポイントなど、PCを見てばかりなので、肩こりや疲れ目はしょっちゅうであることです。

専門商社・経営管理事務に向いている人・向かない人

向いている人は、この仕事が好きな人で、細かいエクセルやPC操作をきちんと行え、また論理的に考える人です。

向いていない人は、数字を扱うことが苦手で、また数字の背景にあるビジネスを理解しようとしない人です。

専門商社・経営管理事務への転職の進め方、適職の見つけ方

責任が重い、管理職の求人情報は、ハローワークや転職情報サイトに載っていることは、ほとんどなく、人材紹介会社経由できまるのが通常です。

人材紹介会社は何社登録しても、なんのペナルティもないので、複数の会社に登録するとよいでしょう。

また、転職はいい出会いがあり、決まる時は、あっという間に決まりますが、全く進まない時期があります。

そんな時は、焦らずに、他の人材紹介会社に登録したり、担当のコンサルタントに連絡をとったりして、他の転職先を探すようにすると良いでしょう。

また、不採用でも、落胆せずに、不採用の理由を自分なりに反省し、次の応募先への書類選考や面接に活かせるように、前向きに行動するとよいでしょう。

転職活動が辛くなった時のモチベーション・メンタル維持方法

不採用が続くと、この世の中全体に自分の存在を否定されているような気持ちになって、凹んだり、悲しくなったり、絶望することがあるものです。

しかし、勤める会社は1社だけあればいいし、2社以上はあっても意味がありません。

そこで、不採用の数が多くなるほど、自分にあった、たったひとつの1社に近づいていると思って、努力を怠らないことをおすすめします。

いくら、素晴らしいスキルがあっても、応募できるポジションがないと転職はきまりません。

不採用の場合には、応募先にたまたま、自分にあうポジションが空いていなかったと思い切ることも大切でしょう。

転職は、他人に相談せずに、密かにすすめることが多いので、一人で考えなければなりませんが、自分の人生に向き合って、自分の人生をより良くするために頑張っているのだから、きっといい転職先が見つかるとしっかり、信じ込むと良いでしょう。

また、在職中で転職活動をする場合には、在職の仕事にも励み、転職活動のことばかりを考えないように、思いつめないことをおすすめします。

専門商社・経営管理事務に転職して学んだことまとめ

転職活動は、考えるよりも行動。

複数社の面接に臨むことで、自分を客観的に見ること、表現することができます。

また、どの応募先も、似たような質問をするので、受け答えがだんだん上手になります。

はじめの面接では、自分を表現しきれておらず、その会社に決まらなくてよかったとさえ思えるようになるかもしれません。

結果がでなくても、
絶望しないで、どこが悪かったのか、どうすればいいのかを自問自答する。
そして、自分にあった転職先はきっと見つかると信じて行動しつづけることをおすすめします。

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