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リクルート中国で天津大手航空会社から上海金融・保険業界への転職履歴
もっちさん(女性・30歳)
前職:航空会社・地上職(中国の天津市)
転職後:金融保険会社・事務兼営業(中国の上海市)
転職活動期間:2か月
応募した会社:3社
面接した会社:2社
利用した転職エージェント(リクルート中国)の評価等
名称:リクルート中国
評価:5点
評価の理由
リクルート中国は、とにかく求職者側に寄り添ってくれました。
最初のカウンセリングで理想とする仕事内容や希望をしっかり細かく聞き取りしてくださいました。
中国天津大手航空会社から上海金融・保険業界への転職の背景・動機
ひどい人間関係の中でも根性で3年は続けましたが、もう限界かなと思っていたころ、当時の婚約者の転職に伴い、一緒に上海へついていき私自身も転職をすることを決意しました。
上海金融・保険業界の志望理由
前職とは全く畑違いの業種で、入社すれば一から勉強を強いられるのは想像つきましたが、
知っていること・できることを増やしたいと思っていたので、あえて難しい世界に飛び込みました。
実際の面接や履歴書でアピールしたこと
転職理由は婚約者についてきた事など正直にお話しました。
前職は航空会社でしたので、とくに何もスキルがないので、知識を増やしたいですし、
「一から何からでも勉強させていただきたい」
と志望動機をお伝えしたところ、そのガッツを大変気に入ってくださりトントン拍子で内定まで進みました。
日本の大手航空会社で教育を受けたので、接客は得意であることと、手荷物サービスの部署でクレーム対応もしていたので、
イレギュラー対応や電話対応も慣れているとアピールしました。
上海金融・保険業界に転職後の業務内容・忙しさ
転職先の会社は日本にはもちろん全世界にある業界トップの会社でした。
その上海オフィスの正社員でしたので、待遇はとてもよく休日は取りやすいですし、半フレックスのような面もありました。
残業は個人差はありますが、何もなければ上司がいようがお構いなしに帰宅しますし、就業時間より少し早くても営業先から直帰を容認されていたりと外資系でありがちなフリースタイルでした。
ただ、金融保険会社でしたので、数字にはシビアでした。
月別のグループ目標から個人の数字を割り当てられ、週一のブリーフィングで各担当のクライアント状況を発表し、指導・指示を受ける感じでした。
上海金融・保険業界に転職するメリット・デメリット
金融・保険関係は景気が良いと感じますので、いただけるお給料や臨時報酬などは女性でも結構いただけます。
会社の従業員も多いので有給もとりやすいですし、産休育休を経て戻ってくる方も多いです。
ただ、デメリットはお金が動く仕事ですので、とにかく数字には神経質にならなければいけないので、プレッシャーは多少あります。
営業であれば明らかに成績がみえますので、曖昧な存在では辞めざるを得なくなります。
上海金融・保険業界に向いている人・向かない人
新しいことを学ぶ意欲のある方は向いています。
なぜなら、保険商品は数多く顧客も様々ですので、新しい保険商品に出会う度に理解するために勉強し、また顧客の会社情報を調べバランスシートなどを見ながらどういう状況なのかなど把握する必要があるからです。
一方向いていない方は、上記のような努力が嫌いで適当な性格の方です。
なぜならお金を扱う仕事で、しかも金額が巨額なこともあります。
一桁違ったり支払期限が過ぎたりなど適当な性格だと務まらないからです。
上海金融・保険業界への転職の進め方、適職の見つけ方
まずは転職エージェントの担当者を信頼できるまでとことんお話して、「こんなこと言ったら欲深いかな」などと遠慮せずにちょっとした希望でも何でも伝えておくことです。
担当者もこちらの適職を探すにあたり、何がヒントになるかわからないからです。
また、担当者のおすすめする会社でなくとも、自分が受けてみたいと思った会社はどんどんトライしてみた方がいいです。
向いてる、向いてないかはその転職エージェント担当者ではなく、面接を受けに行った先の面接官なので、前向きに面接だけでも受けてみることです。
得手不得手を正直にお伝えし、ただ入社するまでにカバーできることや入社後スキルをみにつけるよう努力するなど、意欲はどんどんアピールしていいと思います。
転職活動が辛くなった時のモチベーション・メンタル維持方法
不合格になるのを恐れるのではなく、正直に自分らしさをだして面接官に相談するような心もちで、適職に出会えるようにお手伝いしてもらっていると思った方が楽です。
「英語できます」とか「エクセル使えます」とか背伸びをして内定を勝ち取っても、必ず入社後苦労し、居づらくなり転職を繰り返すだけです。
私の場合は、興味を持った業種は面接を受けに行き、その会社の社内に入られるだけでもワクワクしましたし、会社説明を受けると落ちたとしてもその後の印象が変わったりと良いこともありました。
もちろん不採用となった場合はショックを受けますが、「自分が入社すれば苦労する職場なんだな、縁がないんだ」と思うようにしました。
面接にいくとその会社の雰囲気も味わえますし、いろいろなお話も聞けるので楽しむべきです。
また、落ち込んでいるときは、エージェント担当者さんに泣きつくように、思いのままを吐露していいと思います。
担当者も何とかして適職を見つけてあげたいと思ってくださっている占戦友ですから。
上海金融・保険業界に転職して学んだことまとめ
とにかく行動あるのみです。
この業界とは無縁であろうという会社でまさか働くことになるとは思ってもみませんでした。
少し気になる程度の会社でしたが、面接をうけてみて本当に良かったと思っています。
いまや世界のどこでも日系企業があり日本人が活躍しているので、海外での転職もエージェントのサポートが受けられます。
日本であろうがどこであろうが、行動して会ってみなければ、自分を必要としてくれる会社かどうかなんてわからないです。
自分でも想像できないような、意外な活躍場所が待っているかもしれませんよ!