転職を考えている方にとって、私の経験が少しでも参考になれば嬉しいです。
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DODAエージェントサービスで人材派遣会社から建築資材メーカー営業職への転職履歴
中赤さん(男性・20代後半)
前職:人材派遣・営業(宮城県仙台市)
転職後:建築資材メーカー・営業(宮城県仙台市)
転職活動期間:1か月
応募した会社:2社
面接した会社:2社
利用した転職エージェント等
名称:DODAエージェントサービス
評価:5点
評価の理由
DODAエージェントサービスは求人数が多く、面接日の設定までエージェントの方に行っていただける為、おすすめ度5です。
人材派遣会社から建築資材メーカー営業職への転職の背景・動機
残業と休日出勤が多くなり、プライベートの時間が確保できなくなりました。
業界の特色としてそれは当然の事で、半ばあきらめて働いておりました。
しかし、激務が続く仕事に意味を見出せなくなり、興味のある業界、残業の少ない会社に転職しようと考えました。
建築資材メーカー営業職の志望理由
前職の人材派遣のような人を扱う仕事に疑問を持ち始め、物を扱う仕事に就きたいと考えるようになりました。
かねてより建築資材に興味があり、現職を選びました。
営業経験があった為、同じ営業職を選びました。
実際の面接や履歴書でアピールしたこと
前職の労働環境が劣悪だった為、自分自身の生活を変え、プライベートを充実させる事で仕事に還元していきたいです。
人と接する事に抵抗がなく、前職の営業経験を活かし取引先の担当者様と良好な人間関係を築くことが出来るという点をアピール致しました。
建築資材メーカー営業職に転職後の業務内容
仕事の概要としては、既存取引のある商社様へのルート営業です。自社の製品の説明、販売の他、時には建設現場に同行し自社製品に不備がないか等視察を行う事があります。その他請求書や見積書の作成、展示会運営等も伴います。平日週5日の仕事で、残業は1日多くて1時間程度です。有給は若干の取りにくさはありますが、閑散期の冬は仕事量にも陰りがある為、消化しやすい傾向にあります。上長が有給消化に理解のある拠点では、消化率は高めです。
建築資材メーカー営業職に転職するメリット・デメリット
ルート営業なので、新規開拓業務がなく、新規ノルマに追われるストレスを感じずに仕という事に専念する事が出来ます。営業先もある程度固定されているので、道中道に迷ったりする仕事以外での心配点も比較的少なめです。新規開拓ではない反面、既存のお客様との関係性構築には気を配る必要がございます。もし苦手な担当者の方がいても、付き合いを続けなくてはならず、ルート営業ならではの大変な面もあります。こちらの意見を我慢して、先方意見を飲み込む力も必要です。
建築資材メーカー営業職への転職に向いている人・向かない人
社外での飲み会やコンペの付き合いに抵抗のな方、興味のある方にはお薦めです。取引先の企業はどこも歴史が深い企業の為、接待やゴルフを複数社で行うケースが多めです。反対に仕事とプライベートを完全に分けたがる方にはお薦め致しません。就業後の社内、外の方との付き合いも仕事の一環として割り切ることが出来ないと苦労します。
資材メーカー営業職への転職の進め方、適職の見つけ方
転職を考える方の多くは、次の仕事には身を据えて取り組みたいとお考えの方が多いと思われます。その為、転職先を選ぶ際は必ず自分の興味のある職種・業種を選択される事を強くお薦め致します。世間体や給料のみで選んでは、何かストレスを感じた際に、辞める原因になってしまうからです。少なくても給料は長く身を据えていれば自ずと上昇してくるものです。次に面接対策ですが、意気込みを熱く語るよりも、前職で学んだ事や次の仕事に活かす事のできる点を簡潔に述べる事を重視してください。仮に未経験の業界に転職する際であっても、求められるのは即戦力、そして社会人としての常識です。そのような力を既に保有しているという事を面接担当者にアピールする事で、仮に業界未経験であっても、即戦力になりうるとして理解していただけます。その際既に他社から内定があった場合、それを公言する事をお薦め致します。他社が内定を出す程の人材であるという意識付けが出来る為です。
転職活動が辛くなった時のモチベーション・メンタル維持方法
中々転職先が決まらないという状況になった時に、とうしても悩み、落ち込む事も出てくると思います。そのような状況に陥った時は、考え方を変えるほかありません。私が考えていたのは、何より自分は今自由な身であるという意識付けです。今後どの業界、どの仕事も選びたい放題な状況で、未来は明るいと考える事で、気持ちを楽にしていました。別の考え方としては、受かる人も落ちる人も大きな差はないという点です。たまたま1日早く応募した他人が内定を掴んだというケースは転職の場で良くある事です。その点に毎回落ち込むよりは、日々登録している転職サイトに目を通す事を優先すべきだと感じます。日時でサイトは更新される為、いつ興味ある仕事が刑されるかは分かりません。その時にすぐエントリーできるよう、気持ちの切り替えがカギになります。
まとめ:建築資材メーカー営業職に転職してわかったこと
転職活動をして意外だった点は、新卒と異なり、どの会社でも即戦力を求めているという事です。求人票に「未経験者歓迎」と記載されている求人は多くございます。しかし、そのような会社でも社会人としての即戦力はどの会社でも求めていると感じました。服装や言葉遣い、電話対応等がその社会人としての即戦力に値します。そのような社会人としての基本は、私も前職で人並に学んできたつもりでいたので、その点を評価され内定をいただいた際は、自分がやってきたことは間違っていないと認識する事が出来ました。私は全くの別業界への転職だった為、専門知識の無さに自信をなくしていたのですが、必ずしも「経験」とは実務の事ではないという事を強く感じ、転職を通して自分自身のキャリアに誇りを持つ事が出来ました。