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リクナビNEXTで外食ブラック企業(店舗勤務)から研究職(技術系アウトソーシング)への転職履歴
Rioさん(女性・20代前半)
前職:外食・店舗(大阪府大阪市)
転職後:人材派遣・技術系アウトソーシング(研究職)(大阪府茨木市)
転職活動期間:1か月
応募した会社:3社
面接した会社:3社
利用した転職エージェント(リクナビNEXT)の評価等
名称:リクナビNEXT
評価:4点
評価の理由
リクナビNEXTは、面接力向上セミナーやエージェントによる転職支援サービスが充実していました。
転職はしたいけどいまいち自信がない方や、転職するかどうか迷っているという方にはとてもおすすめできるサイトです。
外食店舗勤務から研究職転職への背景・動機
転職しようと思った一番の動機は、面接時に聞かされていた待遇と実際の待遇が全く異なったことです。
給料は見込み残業代込みのうえ超過分は支払いなし、1日10時間以上の長時間労働が当たり前になった会社でした。
業種的に考えると仕方ないとも言えたのかもしれませんが、会社側にそれらを改善する気が全く見られないことに不安を覚えました。
新卒で入社して数ヶ月で辞めてしまうのは今後の転職活動に支障を及ぼすのではないかと考えましたが、自分の体が第一、倒れる前にやめようと思い転職を決めました。
研究職(技術系アウトソーシング)の志望理由
中学生のころから実験が好きで、研究員や分析官は私の憧れの職業でした。
しかし大学院に進学してから就職するのが一般的で、私は主に経済的な理由で進学出来なかったため諦めていました。
ところが、転職サイトで研究員の人材派遣を行っている会社を何社か見つけました。
そこには大学院を卒業していなくても、理系大学を卒業していれば応募可能と書かれていたので、憧れの職業に就くチャンスだと考え、応募しました。
その結果、無事に転職し、専門分野外ではありますが某研究所で仕事もさせていただいています。
実際の面接や履歴書でアピールしたこと
転職理由ははっきりと現状を伝えましたが、勤めている会社の愚痴になってしまわないように気を付けました。
志望動機は前述したように、憧れの職業であるということを伝えました。
実験や分析には正確性が問われます。
なので、手先が器用であることをアピールしました。
また、データをまとめる際にWordやExcelなどを必ず使用するため、それらの基本的な操作が出来ることも伝えました。
研究職(技術系アウトソーシング)に転職後の業務内容・忙しさ
細かい仕事内容は派遣先が扱っている商品によって変わってくるかとは思いますが、おおまかに言えば実験補助です。
例えばサンプルの準備をしたり、基材やサンプルの測定とデータのまとめなどを行ったりしています。
忙しさにはムラがあります。
配属されたグループ内の方々から仕事の依頼をいただくので、忙しい時は複数人分の依頼をこなしますが、何も依頼がないときは暇になってしまいます。
なのでそんな時はサンプルの測定時に使用する備品の補充などを行っています。
残業、休日出勤はほとんどありませんし、土日祝は基本的に休みです。
長期休みもしっかりとれました。
研究職(技術系アウトソーシング)に転職するメリット・デメリット
メリットは大学院を卒業していなくても研究職に携われるという点です。
理系大学を卒業していなくても、派遣前に機器などについての研修を設けている会社もあるので、今までほとんど実験などをしたことがないというような方でも研究職に携われるチャンスはあります。
デメリットは、選り好みをしてしまうと派遣先が見つからず、仕事に就けないという場合があるということです。
例えば食品分析がしたい、他の仕事には就きたくないとなってしまうと、条件にあう派遣先が見つからなかった時に待機扱いになってしまいます。
せっかく転職できたのに、仕事がない手持ち無沙汰な状態です。
多少妥協して、今後のキャリアアップに生かすという気持ちが大事ではないかと思います。
研究職(技術系アウトソーシング)に向いている人・向かない人
向いているのはやはり大前提として実験が好きな人です。
細かい作業が苦にならない人、手先が器用な人、同時進行で仕事が出来る人は楽しく仕事が出来ると思います。
様々な方々との交流もあるのでコミュニケーション能力が高い人、人前で発言することが苦にならない人も向いているといえます。
逆に、細かい作業が苦手、人前で発言することが苦手であると、仕事が辛く思えることが多いと思います。
また、実験補助の場合は特に様々な方々から仕事の依頼を受ける場合があるので、同時進行が出来ないと非常にやり辛いです。
補助ではなく一研究員として派遣された場合も、必ずしも一つの案件に集中して取り組めるという事ではないので、この点は非常に重要だと思います。
研究職(技術系アウトソーシング)への転職の進め方、適職の見つけ方
私のように未経験分野に転職しようとしている方は、まずその業界に必要なスキルは何かという点を探してみましょう。
難しいものでなくて構いません。
例えば研究職につきたいが全くの未経験者であるという場合です。
実験には正確で綿密な作業が求められますので、手先が器用である、几帳面な性格であるなどといったことがアピールできれば、採用してもらえる確率は確実に上がります。
未経験者だからと言ってしり込みをするのではなく、視点を変えてみるのもひとつの手段です。
悩みがある方は、まずは転職エージェントに相談してみると良いでしょう。
転職エージェントは言わば転職のプロです。
自分では気づかなかった一面に気付かせてくれる事で適職を見つけられたり、情報収集や面接対策までしてもらえます。
転職活動が辛くなった時のモチベーション・メンタル維持方法
転職中に悩んだりやる気が出なくなったりすることはよくあることです。
特に仕事をしながら転職をすると辛くなりますし、先に仕事を辞めた場合はなかなか転職先が決まらないと焦りも出てきます。
そんな時はいったん休憩しましょう。
疲れていると100%の力は出せません。
たまにはゆっくり寝るのも良いし、息抜きに映画を見に行くのも良いでしょう。
美味しいものを食べながらお喋りをしたり、お気に入りの入浴剤でバスタイムを楽しむのもリラックス効果が期待できます。
ちなみに私は、お気に入りのカフェでコーヒーを飲みながらただボーっととすることでモチベーションを回復させていました。
間違ってはいけないのが、「休むこと」と「なまけること」は別物だという事です。
自分に甘くなりすぎてもいけません。
「今日中に履歴書を書く」「今週は○○と○○に面接に行く」など、自分自身で締め切りを作るのが良いでしょう。
そして頑張った分はしっかり休んでください。
休んだらまた次は頑張る。
そういったメリハリをつけることが重要です。
研究職(技術系アウトソーシング)に転職して学んだことまとめ
転職は、何より行動に移さなければ現状は変わりません。
文句を言う暇があるのならまずは行動に移しましょう。
そして、やると決めたら最後までやり遂げましょう。
そのためには迷いを一切断ち切ることが重要です。
悩むことがあれば周りの人々や転職エージェントという強い味方に相談してみましょう。
そしてアドバイスをいただけたなら、真摯に受け止めましょう。
たとえそれがあなたの望む答えでなかったとしても、その人なりにあなたのことを考えて言ってくれた言葉です。
受け止めることで視野が広がり、天職が見つかることもあります。
行動力と柔軟性、この二つの重要性を意識して転職活動に励むと良いでしょう。