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ハローワークで飲食業界から国立大学相談員へ転職成功。20年後もある仕事を探すことがキャリア形成につながる話

おでんさん(男性 20代後半)
おでんさん(男性 20代後半)
ハローワークで飲食業界から国立大学相談員へ転職成功。20年後もある仕事を探すことがキャリア形成につながる話です。これから転職をしようと考えている方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

飲食業界から国立大学相談員への転職履歴

おでんさん(男性 20代後半)
前職:カフェ 店員(兵庫県神戸市)
転職後:国公立大学 相談員(鳥取県鳥取市)
転職活動期間:7ヶ月
応募した会社:10社
面接した会社:3社

利用した転職エージェント等(ハローワーク)の評価

名称:ハローワーク
評価:3点

評価の理由

良い点

就職アドバイザーが、応募先に連絡を取ってくれるので安心できる。無料で志望動機の添削を行なってもらえる。若者ハローワークといった、若者限定の支援を受けることができる。

悪い点

高収入の求人情報がない。一般的な求人情報しか検索できない。具体的な応募条件はわかるが、写真などの記載がないので、職場の雰囲気が一切わからない。

飲食業界から国立大学相談員への転職の背景・動機

将来キャリアを積んでいく上で、カフェ店員だと高齢になったときに働けないと感じて転職を決意しました。

10〜20年後も必要とされる仕事に就いておかないと、家族を養えず、将来仕事がなくなってしまうのではという不安を抱いたため。

大学職員の志望理由

元々、臨床心理士という資格を持っていたので、その資格を生かしてキャリアを形成していきたいと思いました。

国公立の大学なので、日本経済にあまり左右される可能性も低いので、倒産することはないと思い、転職先として選びました。

実際の面接や履歴書でアピールしたこと

転職理由は、一度、専門職として働くことから離れましたが、今後は資格を生かして、専門性を高めたい。

学生という将来の希望がある人たちの支えになりたい。

地元を離れて、新しい地で一生懸命頑張りたいこと。

都会で学んだこと、経験したことを、地方に伝えたいこと。

異業種で働いたことで、新しい視点で物事を考えることができるようになったこと。

大学職員に転職後の業務内容

学生、教職員の支援を行なっています。大学生活を送る上での悩み事について、相談にのっています。

必要に応じて、病院やハローワークなどの外部機関と連携することもあります。

4月〜7月の前期授業期間がとても忙しいです。

特に4月は、新入生の関係で、相談が1番多い時期です。

基本的に土日祝が休みです。

その他の休日は、学生の長期休暇期間中(8月〜9月、2月〜3月)に有給を取ることができます。

残業は月に平均5時間程度です。8月〜9月、2月〜3月は0時間です。

大学職員に転職するメリット・デメリット

メリット

公的な機関ですので経済状況に関わらず、給与をもらえます。

教育機関ですので、利益を求めるのではなく、学生を第一に考えて働くことができます。

デメリット

ノルマや営業成績はありませんので、インセンティブなどがありません。

競争社会からは、離れていますので、仕事に対するモチベーションを維持していくことが難しいです。

職場に最新の機器などはありません。

大学職員への転職に向いている人・向かない人

向いている人

心から思いやりを持って、人と接することができる人です。

特に学生に対して、本気で関わることができる人です。

理由は、利益や損得に関わらず、学生の将来を見据えて、支援をしなければならないからです。

向かない人

ガツガツしている人。

情熱に溢れている人。

自論を主張する人。

理由は、学生に暑苦しいと思われて、学生が関わろうとしてこなくなります。学生に好かれない人は、向いていません。

大学職員への転職の進め方、適職の見つけ方

「1人で考えないこと」

いろいろな人(就職アドバイザーや、友人、家族)からの意見をもらって、転職活動を行なったほうが良いと思います。

独りよがりになってしまうと、周りが見えなくなって、相手先が採用したいと思える人材から遠のいてしまいます。

「20年後に、その仕事(業界)はあるか」

今人気という理由で、仕事を選ぶのではなく、将来にも必要とされる仕事かどうかを考えるべきです。

IT化が進み、これからの労働は、人に代わってコンピューターが働くことになるから。

「業界の知り合いを見つける」

自分の興味のある業界で働いている人を見つける。

就職支援機関だけでなく、飲食店(特にサラリーマンの多い立ち呑み屋)で知り合った人たちから、思わぬ情報が聞けることもあります。

転職活動が辛くなった時のモチベーション・メンタル維持方法

「モチベーションの維持」

周囲に「○○までに転職をします」と宣言をして、自分を追い込むことです。

高級住宅街を散歩して、将来自分も住んでみたい家を探して、それを目標にやる気を維持する。

上記のような具体的な目標を設定することで、思考が整理されます。

失敗した経験を、しっかりと振り返り、改善策を見つけること。

漠然とした不安は、友人や家族に吐き出す。

「メンタル面の工夫」

面接がうまくいかなかったとき、選考で落ちたときは、「この企業とは縁がなかっただけ」と強く思うことで、自分を正当化していくこと。

自己啓発本を読み、常に自分をアップデートしていく。

何もしない日は作らない。

「大切にしていた言葉」

失敗は成功のもと。

失敗は成功の近道。

まとめ:大学職員に転職してわかったこと

不満を抱えたまま、今の職場で働き続けることほど無駄な時間はありません。

石の上にも3年と言われていますが、3年も我慢し続けることはもったいないです。

早く転職をして、新しい職場で働くことで、仕事に対するモチベーションは相当上がります。

意外だったことは、転職活動をしている人がたくさんいたことです。

昔は転職は悪いイメージでしたが、今は転職することが逆に評価される時代だと思います。

いざ転職してみると、「なぜもっと早く転職しなかったのか」と思うようになります。

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